おおぜいの自主監査

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「生活クラブ神奈川」による「S信州田舎みそこし」の監査

監査実施日:2010/07/30

監査者 生活クラブ神奈川
総務部人事教育課
監査参加人数 6
監査対象生産者 (株)マルモ青木味噌醤油醸造場 監査対象消費材 S信州田舎みそこし

監査した主な内容

  • 国産原料の確保と更に踏み込んだ産地限定の取組みについて
  • 製造工程での衛生管理について
  • 包材の安全性追求について
  • 製造機械の稼働状況について

主に以下のことが確認できました(概要)

熟成タンク

  • 国産原料の確保については大豆・米ともに、北海道産・山形県産などのルートをしっかりと確保した上で、更には遊佐やJA上伊那などの生活クラブ提携生産地との契約をすすめており、産地限定にまで踏み込んだ取組みをしていることがわかった。
  • 口頭での説明および工場内見学により、異物混入防止と衛生管理のために5S活動*)を軸にした徹底的な整理整頓と清掃を行う努力をしていることがわかった。
    *)5S活動…整理、整頓、清掃、清潔、習慣<躾>
  • 非塩ビ製の機器で、配管については、地上に出ているものについては交換を終了しているが、地下に埋設されているものについては工事が必要になった時などを活用して順次切り替えていることが分かった。
  • 事業所内での手洗いにエスケーの石鹸を使用していることが確認できた。

主な監査意見・感想など(概要)

  • 庄内や地元長野の生産者に加工用米の生産を働きかけたり、大豆についても長野県産の取組みを検討しているとのことで、今後も積極的に進めていって欲しいと思いました。
  • 社内教育に力を入れてはいるが、上からの押し付けではなく現場の人間が考えて自発的に行動するように心がけていることが印象に残りました。
  • 消費材の味噌と包材が違うだけで中身は同じでもスーパーやデパートでは2~4倍の価格で販売されているとのことで、生活クラブの共同購入の優位性として組合員に伝えていきたいと思います。
  • 消費者の「味噌離れ」が進んでいるとのことなので、今回学んだ味噌の保存方法(水分が大敵)や即席味噌汁の簡単レシピなどと共に伝統調味料である味噌の利用を組合員に呼びかけたいと思います。
  • 味噌作りは原料を仕込むところまでは人間が行うが、その後は酵母菌の自然の力で出来上がる。また、最終的な出荷のタイミングを見るのは人間の食味で判断するとのことで、製造工程は機械化されてはいるものの、根本的な部分はいつまでも変わらないのだと感じました。
  • 天然醸造味噌の熟成期間がだんだんと短くなり、昔は1年かかったものが今は10ヶ月程度で出荷レベルまで熟成してしまうほど温暖化の影響が出ていることを知り、驚きました。

監査後の活動計画

  • 事務局情報紙にて事務局内へ活動報告を行う。
  • 組合員向けには、自主監査チームにて活動報告及び味噌の利用促進ニュースを作成し、全センターに原版を送付してみその供給増へつなげる。

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