おおぜいの自主監査
「23区南生活クラブ」による「油揚げ」の監査
監査実施日:2010/9/15
| 監査者 | 23区南生活クラブ 理事会 |
監査参加人数 | 3人 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | 共生食品(株) | 監査対象消費材 | 油揚げ |
監査した主な内容
- 原材料保管、製造工程の確認
- 製造ラインの洗浄
主に以下のことが確認できました(概要)
- 原材料の菜種油は、NON-GM菜種が無くなったときの為のリスク分散もあり3社から納入していることが確認できました。
- 大豆の仕入れ先と割合も確認できました。
- 製造工程において、半製品で本社工場に入荷し袋詰めしている理由を確認しました。
- 工場内の天井部分の油汚れは、専門業者で一度試してみたが希望通りに清掃することができず、自分たちで時間をみつけて清掃を行なっていることがわかりました。
- 忍野工場専任の自主管理担当者はいませんでしたが、各セクションの責任者には自主基準の内容確認をし、基準書を渡してあることが確認できました。
- 製造規格自体が統一規格なので生活クラブの専用ラインは設けていないとのことでした。
- 生地製造に使用している型箱に洗浄剤を使用しているのは、箱の隅に着くタンパク質が石鹸では十分に除去できないためということがわかりました。
- ニガリの注入口に塩ビが使用されているのは、他の材質で実験を行なったけれど加工適性上問題があり、切り替えできないことがわかりました。
- 原材料保管倉庫は倉庫に入っている大豆がすべて1ヶ月以内で使い切るので、空調管理を行なわなくても原料への影響はないと判断しているとのことでした。実際大豆の納品書で、3~4日ごとに仕入れているので、保管倉庫には長期に置かないことが確認されました
- 排水に関しては、別棟で好気性菌処理による浄化槽を持ち、最後は液中膜フィルターでろ過し河川に放流していることが確認されました。また県の水質検査を年に1度受け、自主検査を毎月行っており、基準値以下であることが書類で確認できました。浄化槽に沈殿する汚泥は乾燥させ、たい肥として使用できるか、畑を借りて実験中とのことでした。
- 使用しているインクに溶剤が使われていて、メーカーが内容を公表しない為、現状維持しかできないということがわかり、溶剤を使用しているということを課題と捉えていることがわかりました。
- 水や油分が多くすべりが悪いため、無添加フィルムが使用できないことがわかりました。
- 使用されている害虫駆除剤を確認しました。
監査意見・感想など(概要)
- 油を多量に使っている場所にもかかわらず、清潔、安全な工場で生産されていることを、組合員にしらせ、利用につながるよう努力していきます。
- 書類や伝票類がきちんと整理され、原料(大豆)に関してもパレットに産地ごとに区分けされ、点検、管理されていることを評価します。
監査後の活動計画
- ブロック機関紙で利用アピールを実施する。


