おおぜいの自主監査

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「生活クラブ埼玉」による「Sスパゲティ1.8mm」の監査

監査実施日:2010/9/16

監査者 生活クラブ埼玉
越谷ブロック消費委員会
監査参加人数 12人
監査対象生産者 (株)ニューオークボ 監査対象消費材 Sスパゲティ1.8mm

監査した主な内容

  • 製造ラインの確認
  • 衛生管理体制の確認
  • 熟練社員からのノウハウ引継ぎ状況、新工場設立に向けての進捗状況と課題

主に以下のことが確認できました(概要)

  • 昔ながらの工場ではあったが、製造ラインは衛生管理の整ったラインで製造されていた。また、従業員の衛生管理体制が徹底されており、異物混入対策(異物除去装置)も確認した。
  • 建物の老朽化に伴う新工場建替えは、新たな移転先をまだ検討中である事を確認した。
  • 製造機械の老朽化に伴う新しい機械の導入については、イタリア製のものを現在も検討中である事、また、手作業に頼る部分をなるべく減らしていく(オートメーション化)事を口頭で確認した。
  • 熟練社員からのノウハウ引き継ぎについては、他工場から社員異動させ、製造技術の習得を行なっていく予定との事を口頭で確認した。

監査意見・感想など(概要)

  • 以前の監査でも指摘がありましたが、手洗い場での洗浄は薬用石けんとの併用が見られました。生麺・乾麺工場全体で変更していく事を検討しているとの事でしたが、同じ様な事例を他生産者では解決している部分もあるので、生産者同士で共有し、更なる石けん利用推進をお願いします。
  • 製造工程で特殊な機械があるものの、手作業部分の多さに驚きました。熟練社員の養成(マニュアル化・データ可等)は容易ではないとは思いますが、関わっている社員の高齢化は今後の事を考えると深刻な問題だと思いますので、熟練社員の育成方法については具体的に進めて下さい。
  • 原材料(小麦)の確保については今後、更に厳しい状況が続くと思われます。現時点では供給に影響はないとの事でしたが、今後に向けての新たな試み・考え等あればお聞きしたいです。
  • スパゲティの価格が上がって、高いイメージがありましたが、カナダ・アメリカ産のデュラム小麦の良質な中心部分のみを粗挽きした黄色のセモリナを使用してできている事を知り、決して高いとは思わなくなりました。
  • 原材料、製造方法、品質、しいては食に対する拘りが監査を通して伝わってきました。また、人の手で丁寧に作られているスパゲティは、工場で働く人にとっては思いのほか重労働であることがわかりました。新工場移転については、伝統を守り続ける大切さと、労働に対する負担が少なくなるような新工場になってほしいと思います。

監査後の活動計画

  • 自主監査報告ニュースを発行・配布し、広く組合員に伝えていきます。
  • 秋から各支部・地区で開催されるクリスマス正月用品試食会で試食品目にスパゲティを取り上げ、利用結集につなげていきます。

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