おおぜいの自主監査
「京都エル・コープ」による「
トマトケチャップ」の監査
監査実施日:2010/12/10
| 監査者 | 京都エル・コープ 理事会 |
監査参加人数 | 15人 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | コーミ(株) | 監査対象消費材 |
監査した主な内容

■原材料について
- 国産加工用トマトの原料の見通し
- オニオン、砂糖・塩・酢・香辛料のトレーサビリティ
- 原材料の保管、移動における混入がないなどの対策の確認
■廃棄物処理、および検査について
- 水、廃棄物の処理を目で確かめたい。又検査の方法と頻度の確認
■容器について
- リユースびんの検品、洗浄、殺菌方法、異物混入対策の確認
主に以下のことが確認できました(概要)
- 国産加工用トマトの原料について、産地を拡大していく努力をしておられることを確認しました。
- オニオン、砂糖、酢、香辛料についてのトレーサビリティを確認できました。
- 原材料の保管・移動において混入がないように対策を立てておられるのを確認できました。
- 水・廃棄物の処理について目で確かめました。
- リユースびんの検品・洗浄・異物混入対策の確認をしました。
監査意見・感想など(概要)
<左京地区代表者>
- 一年間に100万本生産するという人気のある消費材を確実に提供することに責任を持って取り組ん でくださっていると感じた。
-
排水は貯水槽で浄化・放流・廃棄物も脱水の処理し、リサイクルされている事を確認したが、半分だけだと現地でお聞きしたので、どうして半分だけなのか、全部リサイクルできないか疑問が残った。
⇒(後日、生産者回答済み) - ビンを使用するためにとても多くの手間をかけていただいていることが分かりました。組合員の思いを実現していただくために努力して下さっていることに感謝します。
<西京地区・洛南地区代表者>
- 現地に行くことによって、原材料の保管場所、移動経路の確認が自分の目で見ることができてよかっ た。(細かい点・・・先入れ、先出しの徹底なども現場で確認できた。)
- 原料トマトの確保についても質疑応答で国産トマトにこだわり、生産者の確保に努めているのがわかり良かった。その点で新しい(千葉)の生産者の収穫量が良くて、次年度もトマトを作ってくれることの確認が取れていることを聞けてよかった。
<木津精華地区代表者>
- 現地に行ってはじめて分かることもあり、自分の目で確認することは大切だと思いました。
- 質問に対する資料をすぐ用意して頂くなど、好感の持てる対応でした。
<乙訓地区代表者>
- 少量・微量原材料「高酸度醸造酢」についてのトレーサビリティは原料のアルコールにトウモロコシではなくさとうきびを使っていることが確認でき、GM対策がなされていることが分かりました。その過程で、原材料の由来がつきとめられていきました。しかし、課題として、トレーサビリティの水準として、原料調達先の考え方や取り組みによってトレースできる範囲が限界付けられるように思うので、これからも調達先と連携していって欲しいと思いました。
<洛東地区・城南地区代表者>
-
ケチャップ充填後キャップをするまでの工程で、密閉されていない所があり、異物混入のおそれはないのか気になりました。是非改善を!
⇒(後日、生産者回答済み) -
塩、砂糖などの原材料貯蔵庫の床の一部に水がたまっていましたが、原因はなんだったのでしょうか?改善されるのか?
⇒(後日、生産者回答済み)
<全体として>
- 京都では初めての自主監査でもあることから、事前に各地区でダイアログカフェを開催し、9ヶ所、延べ119人の組合員のケチャップに対する意見感想を元にしながら、地区から選出されたリーダー達が地区委員研修として自主監査に臨みました。
- 今回の研修から、食から見えてくる社会問題に気づくシステムとその解決策が利用結集にあることを体験できたと思います。
- 現地では相馬さん、木村工場長をはじめ、多くの職員の方に丁寧な対応をしていただきましたこと御礼申し上げます。私たちは、現場の姿勢から感じられる「ものづくり」への意欲に、より一層の信頼を持ち帰りました。これから自信を持ってトマトケチャップを広めていきます。


