おおぜいの自主監査

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「生活クラブ千葉」による「人参(黒田五寸)」の監査

監査実施日:2011/1/11

監査者 生活クラブ千葉
東葛ブロックおおぜいの自主監査実行委員会
監査参加人数 8人
監査対象生産者 立野園芸出荷組合 監査対象消費材 人参(黒田五寸)

監査した主な内容

  1. 農業環境の推進について 
  2. 栽培計画(土作り・肥料・農薬)について
  3. 品種や種子について

主に以下のことが確認できました(概要)

  • 農法について・・減農薬・減化学の基準として県の慣行栽培(人参)は18成分、千葉エコ栽培は9成分栽培のところ、今回の監査品目人参の(黒田五寸)は3成分栽培でした。農薬は最低限の少ない成分で作られたことがわかりました。
  • 『黒田五寸』という品種は20年以上前より立野近郊で作られていること、種子は長崎で作っており、肩が出やすく生育が不揃いだったり病気に弱く、生産するのに作りづらい品種であることを確認しました。
  • 農薬の保管は鍵付きの保管庫に整頓された状態で保管していることを確認しました。農薬作業中は保護めがね、マスク、手袋を使い、農薬専用作業服を着て、散布後は服の交換後、すぐ洗濯すると伺いました。
  • 組合員として栽培圃場・栽培者全員すべて登録しているが、何世代も立野園芸出荷組合の組合員なので「圃場の住所、借地か所有か、地図」書類は作っていないのが現状なので△です。しかし今後は時間がかかっても書類を作っていきたいという生産者の意思を確認しました。
  • 組合組織としては昔から集荷場近隣の組合員でしたが、昨年より農法、やり方に理解を示している人が3人準会員に加入しました。「後継者は 今のところ何代も続いてきているし、他と比べると後継者問題はうまくいっていると思う」との話を聞くことができました。
  • 小中学校のバザーに出店したり、中学生が農業体験に来たり、小学生が社会科の授業で来たりしていて後日、お礼の手紙をいただいたりするそうです。今後も地域にて農業に関心を持つ機会を作っていきたいとのことでした。地域交流が積極的に行われていることを確認しました。
  • 今年度の黒田五寸は許容される農薬3成分で栽培できましたが、前作や追肥および全畑では化学合成農薬・化学合成肥料・その他の化学合成資材など状況に応じて使用をしていることもあり△となったことがわかりました。

監査意見・感想など(概要)

  • 農薬については、慣行栽培に比べ大変少ない成分数だということがわかりました。
  • 黒田五寸は、人参特有の香りも強く甘さのある奥深い味で好評ですが、圃場には出荷できない規格外 のものが多く残っており、病気に弱く割れやすいなど、デリケートで作りづらい品種だということがわかりました。(規格外のものはデポーで販売することもあるようなので利用したい。)
  • 生産者は大変な労力を払って作っているので、私達組合員にも食べる責任があると思いました。また、生産者の後継者は順調に育っているとの事で安心しましたが、作る側と食べる側の信頼関係を保つために私達組合員の食べる口を増やしていかなければと思いました。

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