おおぜいの自主監査

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「北東京生活クラブ」による「S国産ブレンドなたね油 角缶」の監査

監査実施日:2011/3/10

監査者 北東京生活クラブ
まちすぎなみ北
監査参加人数 8人
監査対象生産者 米澤製油(株) 監査対象消費材 S国産ブレンドなたね油 角缶

監査した主な内容

  • 原料について
  • 湯洗い工程

主に以下のことが確認できました(概要)

<原料確認>

  • GMが解禁になったオーストラリアでの調達状況と、今後の見通し。オーストラリアでの現地調査の  結果はどうであったか。
    ⇒現在、思ったほどGMは伸びていない。理由としては、NON-GMの方が、需要も高く高値で取引されるからだが、農家は今後の推移を見守っている。現在、タスマニア島やカンガルー島とも折衝中で(島でNON-GMで統一されている)、西オーストラリアでGMの調達が難しくなった場合、こちらに切り替えることも検討中であるが、もともと西オーストラリアとのつながりも深く(不作のときでも、原材料の確保をする等)信頼関係も深いので、その点も勘案しながら検討中。
  • 国産については、政府補助金の打ち切りを受けて、生産の現状と見通し。また10%ブレンドは、今後、比率をあげていく予定はあるか?
    ⇒新政権により、新たに助成金が拠出されるので、生産地も意欲的になっている。H24年度の作付け は大きく増える可能性あり。量もとれて、価格も合えば、ブレンドの比率は可能性あり。ただ、現時点での作付けは不作もあり、低下。2011年4-8月は10%ではなく5%ブレンドになる。
  • なたね投入時に、フォークリフトに代わるコンベアの導入状況はどうであるか。
    ⇒業者に引き合いを出して、打ち合わせ中。また、自社内に貯蔵庫またはサイロ建設を検討中(港に保管しておくのではなく、自社で保管するということ)。しかし、それには、多額な建設費のほか、近くの道路整備状況(大きなトラックで運搬してくるので)も関係してくるので、あわせて検討中。
  • 蒸気ジャバラ管は、湯洗い工程で、洗浄容器の中にジャバラ状に入っている管で、温度を一定に温めているもの。3か月に一度、容器を空にして、ジャバラ管を清掃。洗剤は使わずに、熱湯で機械的方法で洗浄。洗うことで、伝熱性もよくなり、省エネにもなっている。

監査意見・感想など(概要)

  • 豪州でNON-GMが根強いこと、国内生産者の意欲が高まっていることは、喜ばしいことです。
  • また、油の生産のみでなく、国内生産率を上げることも視野に入れて活動されており、非常に共感を覚えました。
  • 湯洗いという独自の方法を開発し、蒸気ジャバラ管清掃を行うことでさらに効率よい湯洗いの工程を模索している生産者の努力とよいものを届けたいという熱意を感じました。

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