おおぜいの自主監査

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「生活クラブ埼玉」による「長ねぎ」の監査

監査実施日:2015/6/23

監査者 生活クラブ埼玉
越谷ブロック
監査参加人数 12人
監査対象生産者 (有)沃土会 監査対象消費材 長ねぎ

監査した主な内容

  • ・農薬使用について
  • ・種子について
  • ・土づくりについて

主に以下のことが確認できました(概要)

2月に播種、5月下旬から6月上旬に定植した2生産者の圃場を確認しました。(品種:あじぱわー、宏太郎ねぎ、春扇、夏扇)

  • ・露地栽培の推奨について
    苗を育てる段階において60日程度ハウス内で栽培するケースがあるが、実際の活用は全体の1割程度であることが確認できました。
  • ・農薬使用について
    原則的に除草剤は不使用。防除系の薬剤として記載されているものも、極力使用しないようにしているとのこと。中でも、12月から3月に出荷されるものについては農薬不使用で栽培していることを実際に栽培管理表にて確認しました。
  • ・施肥について
    有機肥料100%使用。埼玉県内生産者である大豆工房みやのおからや生活クラブたまごの鶏糞を使用した「さいたまいち」の使用を検討したが、個々の土壌の性質(粘土質、砂地など)や土の状態により一律の堆肥は使いづらいため、各圃場ごとに有機肥料や天然のミネラルを組み合わせて土作りを行いっていることがわかりました。
  • ・種子について
    大手メーカーから購入する種子は輸入したものが多く、検疫通過の都合からもほぼ種子消毒されている。国内採取される在来種の種子は種子消毒もないものもあり、「あじぱわー」や「宏太郎」は種子消毒されていないものであることがわかりました。

監査意見・感想など(概要)

  • ・「あじぱわー」について、生活クラブの推奨品目であるが、栽培指導もなく栽培が難しいというお話をお聞きし、生活クラブとしても一定程度の情報提供が必要かと感じました。また、沃土会のみなさんの中でも情報共有を行い、栽培への取組が増えることを期待しています。
  • ・12月から3月に出荷される冬まきの長ねぎは、埼玉県化学合成農薬の慣行的使用回数が28のところ、農薬不使用で栽培していることがわかり、「微生物を活用した土作りを基礎に、病害虫が発生し難い生育環境を整え、無農薬及減農薬栽培を実現し、食の安全・安心を求める消費者の期待に応える」という理念を持ち実践していらっしゃる姿勢に感動しました。私たちも食べるチカラを結集し、みなさんの期待に応えていきたいと思いました。
  • ・土作りも一概ではなく、個々の畑の性質や状況に応じて施肥を変える必要があることや、近年の気候変動により、対処法も変えざると得ない状況の中、実践していらっしゃる農法を継続することは相当の努力が強いられることかと思います。これらの状況を多くの組合員に伝え、共感する仲間を増やしていく活動が求められていると痛感しました。
  • ・多忙な時期にもかかわらず、11名もの生産者のご同席いただき、意見交換できたことに感謝しておいります。ありがとうございました。

監査後の活動計画(概要)

  • ・越谷ブロック消費委員会機関紙「ごはんの時間」へ報告掲載
  • ・埼玉単協組合員活動ブログ「ひまわりカフェ」への掲載
  • ・9月に実施する「クリスマス正月用品事前学習会」とそれに続く各支部主催の企画にて長ねぎをPRしていく
  • ・1月「旬のお野菜塾~沃土会お母さんバージョン~」を計画
  • ・除草作業への参加を検討

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