おおぜいの自主監査

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「さがみ生活クラブ」による「真あじ開き4枚」の監査

監査実施日:2015/8/6

監査者 さがみ生活クラブ
さがみ理事会
監査参加人数 19人
監査対象生産者 (有)奥和 監査対象消費材 真あじ開き4枚

監査した主な内容

  • ・原材料のトレーサビリティの確認
  • ・環境・衛生の確認

主に以下のことが確認できました(概要)

あとは、干す(乾燥)だけのひらき

  • ・容器は業界全体のものであるので、ここ1~2年の動きとしては、段ボールへの切り換え等を行っているが、費用の問題点なども出てきている。しかし、将来的には改善の方向にあるとのことでした。
  • ・異物混入の防止策として、原料搬入から出荷までの行程で、エリアを分けての数回の目視検査を行っていることがわかりました。
  • ・原材料のトレサビリティについて、供給元の点検は行っていないとのことでした。魚が入ってくる漁港が多数あるので、実際に廻り切れない現状を理解し、ロット毎に発行されている産地証明書を確認することができました。
  • ・鮮度について仕入れ基準はあるものの、K値を毎年測るのではなく、数値を目安にしながら経験により判断しているとのこと。あじにはそれぞれ個体差があるため、数値での判断よりも、経験による判断のほうが有効であることがわかりました。
  • ・エアコンの導入は難しいことがわかりました(部屋の湿度が70%以上になり、エアコン自体が腐食してしまう)。窓を開けての作業でした。虫の進入に対する対策を確認することができました。虫の数が増えた場合の対策について説明を受けました。防鼠に関しては業者に依頼しているとのことで、その書類を確認することができました。
  • ・床の補修工事後の様子を確認できました。と同時に作業台の洗浄や排水の処理などの工夫を確認することができました。但し、排水を1日で処理できないとのこと、この問題を解決する為の展望をお伺いしたい(回答期限8/19)⇒回答 数年前から、現状に合った設備の改築に向けて準備しているが、改築工事にかかる費用・設備を増築するスペースが確保できず、実現していない。しかし、排水設備の技術も向上し、省スペースのものも出てきているので、実現に向けて前向きに進めていきたい。
  • ・電力の自給は、震災での計画停電の経験から、積極的に勧めていきたいとの返答をいただきました。

監査意見・感想など(概要)

  • ・HACCP等の認証取得について、数値化できないものが多いと伺いました。生産者の実情を考えると、この数値化そのものを認定基準とすることが適切なのかどうか、考えさせられました。
  • ・とかく、数値での評価が確かかと思ってしまうが、経験での判断のほうが適切であること、丁寧な手作業、衛生面での対応等、生産現場に行くことで、リアルに生産者の真摯な思いが伝わってきました。 
  • ・生活クラブの組合員が予約共同購入しているから、1年分を産地から買付ができる・仲買に委託できる等、安心して付き合いができるという生産者の安心感。だからこそ、私達組合員はいつも美味しいあじの干物が食べられる。生産者の安心感と組合員の安心感、これは共同購入から成り立っているということを改めて感じました。
  • ・窓や網戸を確認したところ、サッシがずいぶんと汚れているのと網戸が枠に沿って横に破れていました。早急の改善を望みます。
  • ・電力の自給は、積極的に勧めていきたいとの回答をいただき、嬉しく思いました。組合員と共に、電力の自給圏づくりを勧めていきましょう。

監査後の活動計画(概要)

  • ・さがみの広報誌に掲載します。

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