おおぜいの自主監査

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「多摩きた生活クラブ」による「鶏卵」の監査

監査実施日:2015/9/16

監査者 多摩きた生活クラブ
共同購入委員会
監査参加人数 5人
監査対象生産者 (株)生活クラブたまご 監査対象消費材 鶏卵

監査した主な内容

  • ・生育環境、飼料などについて
  • ・サルモネラ菌についての対策

主に以下のことが確認できました(概要)

【生育環境】

  • ・鶏舎の網を改善したことを確認した。モニター・2Fはすずめ対策で網目を細かくし、1Fは獣が入らないように強度のある網を下部に設置する対策がされている。
  • ・鶏舎間の部分が砂利になっていて草刈機が使用できないため、除草剤を年2回、効果的なタイミングで使用されていることを確認した。
  • ・近隣への対策として、ハエの発生を抑えるための殺虫剤の使用が必要であることを確認した。
  • ・鶏舎内の鶏や羽おちの様子から、鶏がストレスレスであることが確認できた。(鶏舎の建て方、風や光の入り方に工夫がある)
  • ・鶏舎の担当者とGPの担当者が、1日2回それぞれの角度から鶏舎内の見回りをしていることを確認した。(飲用水がきれていないか、鶏舎の様子で変化がないか、鶏が死んでいないかなど)
  • ・強制換羽をすることによりコストが抑えられ、安定した供給がされていることを確認した。

<飼料>

  • ・現在飼料メーカーから購入している為、提携産地の米を飼料とするのは難しい。

【サルモネラ菌対策】

  • ・飼料に加熱加工をすることをオプションでつけていることを確認した。

【その他】

  • ・敷地の出入り口に場内外を行き来する際、車の両サイド下部に消毒の機械を設置していることを確認した。もう一箇所の出入口については経費を下げて設置出来るように検討中。
  • ・労働環境として同じ作業をずっとせず、ローテーションで行っていることを確認した。
  • ・鶏卵のひび割れ、殻の強度、ヘモグロビンを機械で探知できるように、3年前に機械化し事故防止になっていることを確認した。
  • ・いったん機械でトレーにつめてから10個のパック詰めにすることによって作業の効率化になっていることを確認した。工場の作業員の意見でそのように効率化が図られた。

監査意見・感想など(概要)

  • ・ハエの対策の「プロ」がいらっしゃるということで頼もしい限りです。ただ、作業日報等には記録がないとのことでしたが、ほぼ1年中の作業だとはいえ、現在対応に当たっている方のノウハウが、次につながるよう何らかの形で残せるとよいのではないかと思いました。
  • ・サルモネラ対策マニュアルも明文化されていないとのことですが、事前準備依頼書でいただいた回答に現在の対策を記載していただいていますので、文面で働く人共通の認識であるかどうか確認することができることも考え、これを元に作成をすすめるとよいのではないかと思います。
  • ・夏場の熱死を減少させることや発酵鶏糞の販売など色々ある課題について、一つでも対策が進むことを希望します。
  • ・パック詰めされたたまごではあまり感じることはできない「生き物」をいただいている、ということをケージにはいった鶏たちの姿を見て実感しました。これを機にさらに多くの組合員へ、命から生まれる大切な「たまご」を利用してもらえるように取り組んでいきたいと思います。

監査後の活動計画など(概要)

  • ・共同購入委員会、運営会議で監査報告を共有する。
  • ・2月 総代会議で監査報告をする。
  • ・ブロック機関紙に掲載する。
     

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