おおぜいの自主監査

 報告一覧

「生活クラブ埼玉」による「さつまいも」の監査

監査実施日:2015/9/18

監査者 生活クラブ埼玉
所沢ブロック消費委員会
監査参加人数 5人
監査対象生産者 農事組合法人マルツボ 監査対象消費材 さつまいも

監査した主な内容

  1. 生態系に影響しない農薬への改善状況・不使用を目指してのテスト内容や話し合いについて
  2. 土づくりや施肥について
  3. 農業環境の推進について

主に以下のことが確認できました(概要)

①生態系に影響しない農薬への改善状況・不使用を目指してのテスト内容や話し合いについてについて

  • ・ダーズバン粒剤やラービン水和剤について、代替農薬を模索中とのことでした。ダーズバン粒剤の代替えであるフォース粒剤では効果が薄いという結果が出ています。ダーズバン粒剤をまかざるを得ない状況で、今年は使用したことを口頭で確認しました。ラービン水和剤は、今年度はまだ使用していないが、天候回復と共にハスモンヨトウらの発生が危惧されるので何回か使用の可能性があることが分かりました。代替えのエルサン乳剤でも効果があるが、発生の状況により今後の使用の検討することを確認しました。
  • ・農薬の効果実験は3年ぐらいの期間を掛けて実験圃場でテストをする事でやっと効果判明する。すべての畑に効果があるかは不確かであり、リスクを伴う事なので時間をかけながら今後グル-プ内で共有を図っていくことを確認しました。
  • ・要改善農薬の代替品が現状では、リスクを考慮した場合見当たらない事が今後の課題であるこを確認しました。

②土づくりや施肥について

  • ・良質の肥えた土質を必要としないので、あえて堆肥を入れていないことを確認しました。
  • ・「味好めぐみ」は有機100%の肥料で、長期にわたり効果が期待できることを確認しました。
  • ・忌避作物のマリーゴールド栽培は効果がないとの回答を頂きました。

③農業環境の推進について

  • ・生産者の高齢化が進んでいることで、作業回数の多い農法(1回で済む農薬の使用でなく、3回蒔く農薬の使用)を維持していくことが、後継問題と併せて課題であることの説明を頂きました。
  • ・ 放射能の影響は、ほとんどないので対策はしていないことを確認しました。
  • ・「圃場に提携の看板掲示」看板は現地で確認しました。

監査意見・感想など(概要)

  • ・代替農薬への試みや模索をこれからも続けていただくことを希望します。
  • ・天候不順に対応する栽培や貯蔵に一層の工夫と努力を期待します。

監査後の活動計画(概要)

  • ・春に植え付けをしたさつまいもの収穫体験や、この間のコア産地活動を通じて知る事の出来た、生産の大変さを身近に感じることで、生産の背景・貯蔵の仕方など生産における優位性を広報を通じてアピ-ルし利用結集に繋げていく。
  • ・また、加工品の利用結集にも繋げていく。

ページの先頭に戻る