おおぜいの自主監査

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「生活クラブ埼玉」による「キャベツ」の監査

監査実施日:2015/10/7

監査者 生活クラブ埼玉
岩槻支部
監査参加人数 5人
監査対象生産者 沃土会 監査対象消費材 キャベツ

監査した主な内容

蝶やアオムシもいる自然な栽培で生育も順調

  • ・ネオニコチノイド農薬は減らせたか。
  • ・ネオニコチノイド系の農薬を使わない防除対策はないか。
  • ・土壌の放射線検査はどのように行なわれ、結果は組合員に広報されているか。
  • ・沃土会防除リストと生活クラブの自主基準との違いはあるか。
  • ・クレーム対応強化のための具体策はあるか。

主に以下のことが確認できました(概要)

◆ネオニコチノイド農薬は減らせたか。ネオニコチノイド系の農薬を使わない防除対策はないか。

  • →農薬の使用回数および内容、肥料の現物を確認した。農薬使用は3~4成分(一般例、キャベツ産地の嬬恋では33成分)。ネオニコチノイド農薬の代わりに「ベリマークSC」という新しい農薬を使用(アブラムシ対策は除く)、作物の状況に応じて適正に使用している。

◆土壌の放射能検査はどのように行われ、結果は組合員に広報されているか。

  • →検査は要請に応じその都度行い、結果は定例会議で組合員に知らせていることを確認した。

◆沃土会防除リストと生活クラブの自主基準との違いはあるか。

  • →同じだと確認しました。

◆クレーム対応強化のための具体策はあるか。

  • ・連作障害を避けるために輪作(キャベツ→とうもろこし→人参)をおこなっている。
  • ・完全有機肥料であるが、なかには菜種油粕が有りバランスとしてチッ素成分が低く、玉を大きくするのに苦労している。又、土の中の根コブを枯れさせるために緑肥を活用している
  • ・異常気候が続く中で作り続けることは大変なことであり、最近は鳥害も多い。玉の天頂の真ん中をつつくので出荷できない。(クレームの元となる)
  • ・年2回、沃土会内の作付会議において、全生産者に情報共有の徹底が図られている。

監査意見・感想など(概要)

  • ・見学させていただいた畑には青虫や蝶がいて、明らかに農薬がかなり少ないと証明されていました。
  • ・畑の周りには住宅が立ち並んでいて、住人との関わりもご苦労されることも有ろうかと感じました。
  • ・お話を伺った会議室の壁には様々なより良いものを育成するためのモットーが貼られ、「これ子どもに食べさせて大丈夫?」自信を持って「大丈夫」と言いたいとのお話、春先に「生で食べる」のがいちばん良く味わえることなどお聞きできました。一方、基準の厳しい生活クラブ向け作物の利用が減っていることに危機感を持たれていました。
  • ・出荷まで一工程ごと手作業で苦心されているとわかり、生育上多少の農薬も止むを得なく、現在使用されている量を減らすことは限界であり、更により体に害の少ないものに移行されていくとのことで、生産者の方の努力に感謝です。
    「沃土会セット」を注文しましょうと呼びかけていきます。

監査後の活動計画など(概要)

  • ・「旬のお野菜塾」丸ごとキャベツ 開催
  • ・機関紙(監査後と春先に)掲載

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