おおぜいの自主監査

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「23区南生活クラブ」による「ブロッコリー」の監査

監査実施日:2015/10/8

監査者 23区南生活クラブ
消費材メッセージ委員会
監査参加人数 9人
監査対象生産者 横浜生産者グループ大久保農園 監査対象消費材 ブロッコリー

監査した主な内容

  • ・栽培方法
  • ・農薬削減について

主に以下のことが確認できました(概要)

  • ・納入までの日数について、前日収穫、箱詰め、予冷して戸田DCに翌日納品であると記載漏れ部分を確認した。
  • ・品種は時期により栽培に適した品種を選び、鮮度保持のため11月中納品までは鮮度保持袋(オーラパック)を使用していました。
  • ・硫マグ・ジシアン化成は、生産者や栽培圃場によって施肥量をかえて使用しているとのことでした。
  • ・担い手として市民農業大学講座での研修生や組合員による計画的労働参加を受け入れていること、収穫体験なども実施し農業への関心を持つ場づくりをしていました。
  • ・土壌消毒として太陽熱消毒、また対抗作物、殺菌殺虫剤などの方法を取り入れいてました。太陽熱消毒は、土の中の温度管理に手間がかかり、また天気などにも影響を受けるので、大変難しいことがわかりました。
  • ・忌避作物としてソルゴーを植えた生態系を利用しています。ソルゴーは4mぐらいに成長する草で、アブラムシが集まるため、他の植物にアブラムシがいかないこと、また防風効果もあり、刈り取って発酵させると緑肥にもなるそうです。
  • ・輪作の順番は決まっていないが、茄子科どうし、アブラナ科どうしの連作を避けて輪作していて、ブロッコリーはトウモロコシの後に植えていました。
  • ・肥料は鶏糞、油粕、緑肥、米糠などを元肥とし、足りない分を「有機60%」などの肥料で補っていました。また、生堆肥は、周辺へのにおいや管理の手間の多さもあり、使用していないこと、ソルゴーをチップにしたり、麦を漉き込んだりといい土作りを工夫されていました。
  • ・土壌診断は必要に応じて、農協を通して分析していることを、実際に土壌分析結果を見て確認することができました。
  • ・化学合成農薬は予防的に使っていて、決められた表示の割合で散布していること、休薬機関も決められた期間であることを、農薬について独自に作成している統一農薬一覧を見て確認しました。
  • ・横浜市の特別栽培農産物認証を受けていることがわかりました。

監査意見・感想など(概要)

  • ・農業専用地区ということでしたが畑の横は車の通りも多く、電車も走っているので地域への配慮とまわりの理解が大切だと感じました。
    化学農薬を減らし、有機質肥料を使用し、除草剤を使わずに手作業で除草を行っている圃場を見学し、点在する畑をこまめに見回っていることをお聞きし、環境に配慮した農業を実践していることがわかりました。手作業での除草や有機質肥料を使用し化学農薬を減らすなど大変だと思いますが、これからも継続していただきたいです。
  • ・今年の夏の長雨の影響で苗を畑に移す作業に遅れが出たこと、農薬の使用回数が少なく虫が葉っぱを食べてしまっていることなどを実際のブロッコリーの生育状況を確認することができました。
  • ・季節ごと作業ごとの写真もファイルされていて話の内容が理解しやすかったです。
  • ・生活クラブに集荷する野菜は必要書類が多いにも関わらず、それがきちんと整理されていることに感謝すると同時に、安心して食べられる野菜と証明できるので、そのことも伝えて利用活動をしていきたいです。
  • ・看板が風化したということですが、90%以上が生活クラブ向けなのでできれば看板の再設置を検討していただきたいです。
  • ・お忙しい中監査を受け入れてくださりありがとうございました。

監査後の活動計画など(概要)

今回の監査で、わかったこと、確認できたことを、23区みなみニュースや各まちの広報紙で発信し、都市近郊産地場野菜セットのアピールや青果物の利用結集活動に活かしていきます。

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