おおぜいの自主監査

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「生活クラブ連合会」による「ミニあんドーナツ」の監査

監査実施日:2015/10/22

監査者 生活クラブ連合会
自主監査委員会
監査参加人数 5人
監査対象生産者 まつ製菓(有) 監査対象消費材 ミニあんドーナツ

監査した主な内容

  • ・衛生管理の取り組みについて
  • ・原材料のGM対策について

主に以下のことが確認できました(概要)

製造室①衛生管理について

  • ・衛生管理についてマニュアルを見せてもらい、入室時のローラーがけを徹底していること、従業員の健康管理項目を設け、それを責任者が確認することで、強化していることが確認できました。
  • ・2014年度からふき取り検査を毎月1回実施し、細菌の状態を調べ、清掃強化に活かしていることを確認できました。エアコンの清掃を2年に1回実施し、実施後にも落下菌を検査していることが分かりました。毎日の清掃に2時間かけており、清掃の頻度と場所をスケジュール化し、きちんと把握されていることが確認できました。
  • ・さらに2015年度からは、月に一度、従業員教育としてその時期にあった衛生管理のワンポイント指導していることを確認できました。
  • ・防虫・防鼠対策として、昆虫検査を毎月実施し、吸気口に細かいフィルターを付け、要所に捕虫器を設置するなどして、それらの結果を清掃などの予防に活かしていることを確認しました。

包装室②原材料及び製造について

  • ・主要原材料供給元の点検について、製餡メーカーへ年一回視察を実施していることが確認できました。
  • ・合成洗剤を使用しない洗浄方法について、洗浄にはアルカリ水、消毒には酸性水を使用し、安全性を優先していることが確認できました。
  • ・加工廃棄物のリサイクル・リユースの工夫については、ミニあんドーナツの製造工程で、廃棄するものは、あんドーナツにまぶすグラニュー糖が機械に残ってしまったもののみで、規格に合わないものはB級品として販売していることを確認しました。
  • ・生活クラブと市販品の原材料の区分管理がしっかりされていることが確認できました。また、フライヤーのレーンが一つのため生活クラブ仕様のひまわり油に完全にきりかえるために3日前から使用することで区分管理をしていることが確認できました。
  • ・使用済みのひまわり油は、酸化を防ぐため、真空でろ過し、65%は新しいひまわり油を足して、製造していることが確認できました。また、生地で餡を包む機械に国産小麦粉を打ち粉として使用していることが確認できました。
    袋詰めと包装時には段ボールを持ち込まないこと、また、それぞれの場所のシャッターには防虫シートを使用し、異物混入を防いでいることを確認しました。
  • ・使用電力のモニタリングや、蛍光灯をLED化することで省エネ・省資源にとりくんでいることを確認しました。(なお、LEDは紫外線をださず(虫よけ)、破損時の飛散防止に効果のあることも判りました。)

監査意見・感想など(概要)

  • ・毎日、油を使用する工場にもかかわらず、大変衛生的でかつ整理整頓されていました。油臭いことは全くなく、ドーナツの美味しい匂いのする工場でした。毎日2時間かけて清掃しているたまものと感じました。製造にかかわる従業員の方たちもきびきと無駄のない動きでした。衛生管理がかなり徹底されていました。今年度から始まったワンポイント指導により、より強化されることを期待します。
  • ・GM対策として菜種油ではなく食味もよいひまわり油を使用していることをもっとアピールしたいと思いました。
  • ・工場のまわりの防虫防鼠対策として黒いシートを敷き詰めていましたが、反対側は狭い面積ではありますが、雑草が生えていました。ご近所とのこともあるかとは思いますが、草取り等行っていただき、より防虫防鼠対策をしていただきたいと思います。
  • ・氷見社長から「あんこ屋さんもふくめ、製造にかかわるみんなが同じことを毎日して毎日同じものを作ることが大切」「心をこめて飽きのこないものを作っていきたい」とお聞きし、物づくりに対する姿勢に信頼感が増しました。

監査後の活動計画など(概要)

  • ・今回の監査でわかった事、消費材の優位性などを各単協で発信し、今後の利用結集活動に活かしていきます。

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