おおぜいの自主監査

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「生協エスコープ大阪」による「関西濃厚ソース」の監査

監査実施日:2015/12/1

監査者 生協エスコープ大阪
堺市街地地域委員会
監査参加人数 7人
監査対象生産者 コーミ株式会社 監査対象消費材 関西濃厚ソース

監査した主な内容

  1. 原材料の確認(区分管理の目視確認及び知識背景面)
  2. 製造工程の目視確認及び事前確認(品質検査ステージや検査方法)
  3. 製造工程資材について衛生面の目視確認(バケツ・塩ビ系樹脂について)
  4. 外国産原料について確認(把握・調査進捗状況、安全性の判断の基準)
  5. 製造ラインの洗浄について

主に以下のことが確認できました(概要)

1.原材料の確認

  • ・原料保管庫の照明蛍光灯には、破砕防止フィルムが貼られており、破損時に破砕物質が飛び散らないようにされていることを確認しました。
  • ・14年エスコープ大阪「ケチャップ」監査時にて、「添加物保管方法の強化」の意見要望についてもアレルゲン原料同様の管理である、下段(基本最下段から2段目まで)へ改善されていることを目視にて確認しました。

2.製造工程の目視確認

  • ・2,000本のR瓶のうち使用できるのは180本ほど(内20本は、瓶の口の錆びや洗浄不良、割れなどで消費材化出来ない)であることを確認出来ました。
  • ・充填室は陽圧でカーテンにカビが生えないよう、風が当たるようになっている事を確認しました。同時に充填室内の床も乾いた状態を維持するよう空調管理されている。
  • ・充填工程における「金属除去器・ストレーナー」を3種、目視確認出来ました。
  • ・加熱・蒸煮後の品質検査ステージを確認しました。

3.製造工程資材について衛生面の目視確認

  • ・過去の自主監査より要望がありました原料計量用ポリバケツの代替品に関して、15年11月より、徐々にステンレス製のバケツを導入しているという大きな進捗状況を確認出来ました。今後5年を目処に、「容量やバケツの重量の事情も踏まえ、あらゆる角度で検討しながら全てのポリバケツをステンレス製に替えて行きたい」と考えておられる旨併せて確認出来ました。 
  • ・ソースが通るホースに、環境ホルモン物質であるフタル酸系可塑剤の含まれていない塩化ビニール樹脂が使用されていること及び、それを示す緑色の識別テープが目印として貼られていることを確認しました。
  • ・工場内入室の際には粘着ローラーを使用し→ピュアスター水(次亜塩素酸水)・手洗い用石鹸液(アルボース)・爪ブラシの使用による殺菌消毒に取り組んでおられます。爪ブラシは赤と青の2色があり、毎日交互に使用し使用済ブラシは毎日熱湯消毒(様々な消毒方法を試験してみたが、中でも熱湯消毒による効果が最も高かった旨)を行っていることを確認出来ました。

4.外国産原料について確認

  • ・チリ産トマトペースト、その他の外国産原料において…「商品情報(微生物規格・製造工程・理化学規格等)」/「原材料配合」/「放射性物質の安全性確認」/「農薬の残留状況」について、資料にて確認出来ました。

5.製造ラインの洗浄について

  • ・配管・部品・ストレーナーなどの製造ライン機械器具洗浄の様子を目視確認出来ました。今後も合成界面活性剤ではなく、石けんを利用した洗浄を続けられるという展望を確認しました。

<その他確認出来た事項>

  • ・加工でんぷんは現時点では代用できるものはないこと、防虫防鼠の実施状況、使用する除草剤等の成分、井戸水の検査状況・内容について、確認をしました。

監査意見・感想など(概要)

  • ・外国産原料に関する資料を始め、井戸水の調査や石けんに関する資料など、ご用意いただいたこと、工場内を可能な限り視察させていただきましたことに感謝いたします。
  • ・今回の監査事項において、従業員のご負担にも関わらず、ポリバケツ・添加物保管の改善要望についても早急に対応していただいたことをはじめ、石けんの使用推奨など工場内での自主的努力項目に、真摯に向き合い、取り組まれている姿に関心いたしました。引き続いて継続努力をお願い致します。
  • ・加工でんぷん・チリ産トマトペーストの使用における現状においては、「使用せざるを得ない状況」を、前向きに受け止めた上で、監査に参加したメンバーと改めて確認しました。
  • ・この自主監査の経験を活かし、今後の活動に役立てていこうと思います。ありがとうございました。

監査後の活動計画など(概要)

  • ・地域ニュースでの、自主監査報告。
  • ・自主監査報告会(対象は地域組合員。時期は来年1月~4月)
  • ・企画時に関西濃厚ソースを使ったレシピ提案や開発材の素晴らしさに触れる。利用促進。

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