おおぜいの自主監査

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「生活クラブ連合会」による「素精糖」の監査

監査実施日:2016/2/2

監査者 生活クラブ連合会
自主監査委員会
監査参加人数 7人
監査対象生産者 (株)青い海 監査対象消費材 素精糖

監査した主な内容

  • ・ 製造元がシュアナチュラルから変更になったので、製造工程全般をみます。
  • ・ 特に、生産性向上を図りながら、食品安全の確保と向上をどのように進めているのか、監査します。

主に以下のことが確認できました(概要)

  • 充填前の目視検査・ゆがふ製糖(株)での原糖の製造工程、収穫間際のサトウキビ畑の様子、そして(株)青い海での素精糖製造工程と、畑から袋詰めまでの全工程を確認することができました。
  • ・異物混入対策については、設備とマンパワー両面での対策を確認しました。仕上げの目視による異物のはじき出しは、まさにプロの技でした。
  • ・防虫防鼠対策については、業者任せにしない企業努力を見せていただきました。薬剤はなるべく使わず、超音波、ライトトラップによる防除が行われていました。
  • ・検査室では、菌の繁殖が心配な食品ではないにもかかわらず、大腸菌検査を二段構えで行うなどのしっかりした体制で、検査が行われていました。
  • ・汚水処理の時に出るメタンガスを、ボイラー燃料として使い、エネルギーの10%を賄えていることに驚きました。国内クレジット制度排出削減事業の承認証を確認しました。
  • ・ライン清掃は、洗剤を使わず、温水で行っていることを確認しました。
  • ・製造ラインではじかれた砂糖は回収し、飼料と加工黒糖の原料として活用されていることを確認しました。
  • ・素精糖ラインの設備更新を行い、歩留まりが向上して、不良品削減につながっていることを確認しました。 
  • ・現場にカメラが設置され、製造時の映像が映し出されてチェックされていました。
  • ・砂糖のシェアとしては、生活クラブの素精糖が業務用も含め9割を占めていることを確認しました。

監査意見・感想など(概要)

  • ・異物対策の努力が実を結び、素精糖ラインにおいては事故がゼロになっていることを高く評価します。今後の事故対策として、処理能力を高めた色彩選別機の導入が予定されているそうですので、一層精度の高い対策を期待します。
  • ・工場内はきれいにリニューアルされていましたが、壁の剥がれが一部ありました。補修をお願いします。
  • ・エアコン吹き出し口のホコリは清掃してください。ほか、高い位置のホコリの清掃が不十分のようですので、注意して清掃計画を立てて下さい。
  • ・メタンガスの利用に加え、重油からLPGガスに切り替えCO₂も削減できたそうで、環境への配慮を評価します。
  • ・2014年4月〜2015年12月までに破袋とシール不良が50件を超えています。無添加追求フィルムの圧着の弱さはありますが、20年ものの充填機を更新される予定があるそうですので、破袋が減ることを期待します。
  • ・手洗いに、エスケー石鹸を使っていることに感謝します。
  • ・サトウキビの生産の厳しい状況をお聞きしました。台風の打撃による減産、生産者の高齢化には、胸が痛みます。作業しやすい冬場に収穫期を迎え、自然災害にも強いサトウキビは、沖縄に合っている作物であるとも聞きました。サトウキビの生産が継続できるような働きかけをお願いします。国産の砂糖を堅持するために、私たちも利用結集に励みます。

監査後の活動計画など(概要)

  • ・広報紙を作成し、自主監査委員の出身単協にて、今回の監査で分かったことや消費材の優位性を伝え、利用結集活動に活かしていきます。

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