おおぜいの自主監査

 報告一覧

「生活クラブ千葉」による「白菜キムチ」の監査

監査実施日:2016/6/27

監査者 生活クラブ千葉
松戸ブロック
監査参加人数 4人
監査対象生産者 ㈱第一物産 監査対象消費材 白菜キムチ

監査した主な内容

  1. 原材料について(原材料の栽培履歴・輸入原材料の確認)
  2. 製造工程について

主に以下のことが確認できました(概要)

①衛生・環境について

  • ・工場内は防虫対策がされており、製造現場・原材料の保管場所・梱包資材置き場なども清潔に保たれていました。
  • ・排水は中空糸フィルターを使った浄化槽を通じて適切に処理されていました。
  • ・製造現場へ立ち入る前の衣服のチリ除去、石けんを使った手洗いなど衛生管理が徹底されていました。

②製造工程について

  • ・室温・冷蔵庫とも製造工程に合った適切な温度に管理されていることを確認しました。
  • ・下漬けから包装まで、どの工程も手作業で確認をしながら丁寧に行われていました。
  • ・バブルによる自動洗浄・電解水による洗浄・3回の手洗いの洗浄工程を確認しました。
  • ・一般品とのコンタミネーションを防ぐため、消費材は工場が稼働してすぐに製造され、その後ラインを洗浄してから一般品が製造されていました。

③原材料について

  • ・監査日は減農薬栽培の茨城県産の白菜が使われていました。
  • ・アミ塩辛(韓国産)、唐辛子(韓国産)など輸入原材料の現物を確認しました。
  • ・出汁のみついし昆布など、可能な範囲で消費材が使われていました。
  • ・煮干し・昆布を煮出した出汁とアミ塩辛・薬味から作ったヤンニョムを使い、自然な乳酸発酵で旨味を出していました。

監査意見・感想など(概要)

この度はお忙しい中、事前の準備・当日の監査に対応していただきありがとうございました。

  • ・主原料の白菜の栽培履歴やアミ塩辛の品質保証書を事前に確認し、原材料の安全性に気を配られていることが分かりました。また季節に応じて白菜の産地を変えたり新しい産地を模索するなど、原材料の確保に努力されている様子がうかがえました。
  • ・白菜の洗浄については、手作業で外葉を取り除いた後塩漬けし、流水を使って葉の間まで丁寧に洗浄されていました。殺菌に使われている希塩酸は、国の基準の1/4の使用量であること、微酸性電解水の使用によりすぐに揮発し残留の心配がほとんどないことを確認しました。社会問題となった食中毒の危険性などを考慮すると、この洗浄方法は適切であると考えます。
  • ・外葉などの野菜くずは現在は産業廃棄物として処理されています。野菜くずの再利用(肥料・家畜のえさ)については、保管場所の衛生面の問題や、行政の対策が遅れていることもあり困難なことが分かりました。
  • 今後行政などの環境が整いましたら、野菜くずの再利用について積極的に検討していただきたいと思います。
  • ・それぞれの工程で丁寧な熟練の手仕事を拝見し、機械に頼らない昔ながらの生産工程に感激しました。素材を大切に扱い、適切な温度で管理し、製造から出荷まで常に気を配りながらキムチ作りに尽力されている様子がうかがえます。これからも変わらず安全でおいしいキムチを供給して下さい。

監査後の活動計画など(概要)

機関紙・ブログ・フェイスブックで実施報告をします。

ページの先頭に戻る