おおぜいの自主監査

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「生活クラブ大阪」による「ごまとうふ白ごま(たれ付き)」の監査

監査実施日:2016/10/12

監査者 生活クラブ大阪
茨木ブロック
監査参加人数 6人
監査対象生産者 (株)田中商店 監査対象消費材 ごまとうふ白ごま(たれ付き)

監査した主な内容

(1)化学物質の残留について、(2)原材料について、(3)製造について、(4)衛生管理について、(5)容器包装について、(6)その他

主に以下のことが確認できました(概要)

1.製造について

  • ・外国産原材料…産地証明書を確認。
  • ・生活クラブ独自規格の区分製造管理…コンタミがないよう品種毎に製造し、切り替え後の洗浄を確認。
  • ・製造方法の違い…練りごまではなく、ごまをすってから絞りごま乳にして加工していることを確認。
  • ・加熱殺菌方法の違い…ごまとうふは加熱殺菌ボイル槽で90度で70分、熱変性がなくごまの風味が損なわれない。

2.衛生管理について 

  • ・出入り口シャッター、防虫カーテンになっているが入ってすぐのところには薬剤があり、又カーテンも傷みもあるので、薬剤は鍵付きの棚に、カーテンも「パタパタのれん」に改善の予定であることを確認。
  • ・虫の捕獲器17個設置し,外部専門業者と契約し毎月の虫のモニタリングを行っている。
  • ・外に面した窓にはメッシュの細かいフィルターをつけている。
  • ・工場周辺の雑草についても除草剤を使用せずに定期的に造園業者によって刈り取っている。

3.容器包装

  • ・容器包装素材にアルミ蒸着とあるが 生活クラブ消費材には使用していないことを確認した。
  • ・「バリアフリー」で開けやすい工夫をしているが、ごまとうふを冷蔵すると包材が水を含み開けにくい場合があるという事を確認。

監査意見・感想など(概要)

  • ・一般的な練ごまを使って作る製品に比べ、2倍のごまを使用し、 この製法により、昔ながらの高野山ごまどうふの風味を生かした製品になっていることが理解できました。
  • ・「生」の食感を大切にし殺菌温度も低く設定し、冷蔵供給を行っており、そのため賞味期限が短いことが理解できました。
  • ・一般的なレトルト殺菌は消費期限を長くするため、また常温での流通を可能にするため120度20分で殺菌しており、そのためにでん粉が分解されたり、熱変性が出ることがわかりました。実際に材料・製造工程が同じで殺菌温度の高い製品を食べ比べると風味や食感の違いがでることがわかりました。

    以上のことからわたしたちは昔ながらの本物のごまどうふを食べることができるのだという事に感銘を受けました。
     
  • ・廃棄物のごまおからの一部が豚肉生産者である石井養豚でバイプロ飼料として利用されていることはすばらしい取り組みだと思います。冷凍保存するために量が限られるという事ですが、今後もさらに多くのごまおからがバイプロ飼料となるよう期待しています。
  • ・工場入口やトイレ等の手洗い、洗濯用洗剤は合成洗剤が使用されていました。地球環境、人体への影響を考えせっけんの使用を検討してください。
     
  • 貴重なお時間を頂戴し、不慣れなわたしどもに学習の機会を与えていただきまして感謝申し上げます。 ありがとうございました。

監査後の活動計画など(概要)

  • ・生活クラブ大阪の広報紙「クラブ通信」に掲載。
  • ・「茨木ブロックニュース」において監査報告を行なう。
  • ・産直春の集い(2017年2月29日(月))にて報告。
  • ・地区企画でごまとうふの試食をし、利用結集を図る。

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