おおぜいの自主監査

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「生活クラブ大阪」による「国産丸大豆醤油濃口」の監査

監査実施日:2016/10/18

監査者 生活クラブ大阪
平野ブロック 大阪南支部
監査参加人数 10人
監査対象生産者 伊賀越(株) 監査対象消費材 国産丸大豆醤油濃口

監査した主な内容

  • ・原材料について
  • ・製造工程について
  • ・市場の製品との違い

主に以下のことが確認できました(概要)

  • ・国産大豆の確保に将来的な不安はあるものの、各県から集められる体制をとって努力されている。また、地元伊賀産の大豆の確保に向けた取り組みを始めている。
  • ・製造コストは上がったが、食塩を昨年から全て国産に変更した。
  • ・ろ布の洗浄は油分が多いためアルカリ洗浄剤を使用。 また枚数が多く、連日使用するため、乾燥はさせていない。
  • ・タンクは、菌の育成の為、基本は洗わない。
  • ・もろみの搾りかすは、業者に引き取ってもらい、牛の飼料として穀物とブレンドして使用されている。
  • ・もろみ圧搾により分離された油はソイインクの原料として業者に引き取ってもらっている。
  • ・排水は地域の排水基準に沿って処理している。
  • ・工場周囲の除草は年二回の業者委託と従業員による手作業でされている。
  • ・充填の部屋はクリーンルームになっており、陽圧で虫は入らないようになっている。
  • ・天然醸造とは本醸造方式(微生物で発酵させる)によるものであって食品衛生法施行規則別表第一に掲げる食品添加物を使用していないものについて表示することができ、伊賀越製造の醤油はその基準をみたしているため 「天然醸造」と表記できる。
  • ・伊賀越の醤油は蔵付きの菌を使い、10か月以上約一年かけてゆっくり発酵させて作られている。
  • ・醤油のビンに記載された賞味期限から、大豆の産地がわかるようになっていてトレーサビリティシステムがしっかりしている。

監査意見・感想など(概要)

  • ・私たちの醤油は、たくさんの工程を経ながら、蔵付きの菌を使い天然醸造でゆっくり発酵させてとても大事に作られていることがよくわかりました。
  • ・国産の原材料を調達することが難しくなる中で、企業努力で国産原料を確保されていることは、とてもすばらしいことだと思います。
  • ・事業所内などの手洗いに、有害な合成化学物質使用の洗剤ではなく、石鹸とアルコール消毒との併用によっても十分な殺菌効果があるので、変更を検討して下さい。
  • ・工場内天井に蜘蛛の巣が張っていたので、衛生管理上、可能な限り隅々までの清掃をお願いします。
  • ・ほぼ洗ビンを使用されているとのこと。将来的に洗ビンを再洗浄する工程を組み込んでいただくことを希望します。
  • ・国産原料の確保に努め、生活クラブが目指す食料自給率の向上に真摯に取り組んでおられることに対して、組合員はその努力に応えられるように利用を促進していかなければなりません。醬油の味そのものの良さもさることながら、生産者の姿勢に対して利用結集を行っていきます。

監査後の活動計画など(概要)

  • ・支部のつどいや企画などで醤油のことをよく知ってもらい利用増につながるように、話をする機会を設ける。
  • ・各地区企画のときに、醤油を使う際に伊賀越醤油について必ず触れすばらしさをアピールする。
  • ・生活クラブ生協大阪の機関紙のクラブ通信での報告、及びブロックでのニュースで伊賀越醤油のアピールをしていく。

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