おおぜいの自主監査

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「生活クラブ大阪」による「葉付きたくあん(大根ぬか漬)」の監査

監査実施日:2016/11/9

監査者 生活クラブ大阪
香里ブロック
監査参加人数 6人
監査対象生産者 (農)近江農産組合 監査対象消費材 葉付きたくあん(大根ぬか漬)

監査した主な内容

  • ・「原材料」、「衛生管理」、「プラスチック素材」について

主に以下のことが確認できました(概要)

  • ・砂糖・食塩・みりんなどについて、国産、遺伝子組み換えでない、生産者こだわりの物を使用され味にも自信を持っておられるが、価格面をクリア出来れば消費材の使用も検討することを確認しました。
  • ・原材料の大根などの野菜は近江農産組合内で収穫したもの(慣行栽培より農薬・化学肥料を50%以上削減した、琵琶湖環境こだわり野菜)を使用するが、夏場は長野県産(慣行栽培)を使用していることを確認しました。今後長野県産についても有機や減農薬での栽培依頼を考えておられました。
  • ・原材料の大根の畑は工場の近辺にあり、高木茂治さんが育成状況まで把握できる野菜を原料にしていることがわかりました。         
  • ・大根ぬか漬けに砂糖を使用するのは、余分な水分を出し大根を絞り、歯切れをよくするためであることがわかりました。
  • ・大根下漬け前に200ppmの次亜塩素酸ナトリウムで5分間の殺菌を行っているが、これは厚生労働省の指示(食品衛生法)による必要最低限のものでこの工程を省いたり他の方法で殺菌することは出来ないことがわかりました。またその後の水洗いで漬物自体に薬剤が残ることは無いとの話でした。
  • ・製造ラインの洗浄は水で行っていて、合成界面活性剤は不使用であることを確認しました。
  • ・排水はすべて下水に流れるまでに計2か所で野菜くずが溜まる仕組みを取っており、外部業者と担当者により、月1回の排水システムのチェックを行っていることを確認しました。
  • ・なお、地元の子供達と水質調査や魚の生態調査、河川や山裾周りの草刈りなどを実施され、地域社会の取り組みに積極的に関与されていることがわかりました。
  • ・一日に軽トラック4台分出る野菜くずは、畑に持っていき土と混ぜ堆肥になり、循環させていることがわかりました。
  • ・製造ライン入室前および事業所内での手洗いには現在は石けん使用ではないが、エスケー石鹸に業務用ハンドソープがあれば切り替えを検討いただけると回答を頂きました。
  • ・工場周囲の環境整備には除草剤を使用せず手作業で草刈りが実施されていることを確認しました。
  • ・衛生管理として、年に9回防虫防鼠業者から工場内の防虫防鼠について助言を受け、防虫カーテン(虫が嫌うオレンジ色)、粘着式の鼠捕り、ブルーライトと粘着シートによる捕虫器の設置を行っていることを確認しました。また、年2回この業者から捕虫の結果報告を受け、改善を続けていることを確認しました。
  • ・異物混入対策には、X線の探知機(石、プラスチック、セラミック対応)と金属探知機を設置されていることを確認しました。
  • ・使用している包材は生活クラブの無添加フィルムではないが塩化ビニル系樹脂不使用であり、包材への表記は今後貼付シールに印刷を検討することを確認しました。

監査意見・感想など(概要)

お忙しい中、私たちの監査を受け入れて頂き有難うございました。

  • ・夏は高温、冬は低温となる工場環境での作業は大変であると感じました。
  • ・自主的努力項目である防虫について外部業者の助言を受けながら努力されていることがわかりました。
  • ・環境への負荷を減らした野菜作りと安心安全で体に良く美味しい漬物作りに誠心誠意取り組まれている姿勢が強く伝わってきました。
    また、段ボール箱の再利用や野菜くずの堆肥化など、資源の有効活用や循環型農業にも取り組まれ、環境保全活動に熱心であることは生活クラブ運動と通じる点でもあり今後も続けて頂きたいと思います。
  • ・生活クラブの石けん使用への取り組みにもご理解を頂き、今後石けんの使用を是非ご検討願います。
  • ・漬物(消費材では特に「刻みすぐき」)に含まれる乳酸菌が腸内環境に良いことも教えていただき、漬物とご飯の食事を、今後の活動の中で組合員に伝えていきたいと思います

監査後の活動計画など(概要)

  • ・ブロックニュースの発行
  • ・企画での漬物試食

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