おおぜいの自主監査

 報告一覧

「23区南生活クラブ」による「野菜かき揚げ」の監査

監査実施日:2017/1/30

監査者 23区南生活クラブ
消費材メッセージ委員会
監査参加人数 7人
監査対象生産者 (株)ニッコー 監査対象消費材 野菜かき揚げ

監査した主な内容

  • ・製造ライン
  • ・原材料の野菜について

主に以下のことが確認できました(概要)

【原材料のこと】

  • ・現段階では自社の農産物はあまり使用出来ていないが、にんじんなど使用できる野菜を増やす努力をしている。
  • ・自社農場では有機肥料を使用し、農薬は減らし、一般よりはかなり厳しい基準で野菜を作っている。
  • ・自社農園で収穫した野菜以外の原材料は、放射能の簡易検査を行っている。
  • ・原料の野菜は自社の加工場でカットし、水道水のみで洗浄している。

【製造現場のこと】

  • ・材料の下処理、製造、出荷、と床の色を分け、工程ごとに必要な管理を行っている。
  • ・品質管理マニュアルは年1回見直しをし、各工程に製造指示書があり、それに従って作業を行っている。
  • ・各種のアイテムを工場で製造しているが、アレルゲンを含まないものから製造し、アイテムを変更する際は機械を解体して石けんで洗浄して、品質管理に気をつけている。
  • ・フライヤーは毎日水洗いし煮沸消毒しており、また、アルカリ性の洗剤で徹底的に油を落とす大掃除も年に3回実施している。
  • ・生焼け防止対策として、揚げた製品の内部温度を1時間ごとに温度計でチェックしている。
  • ・揚げ油は酸度を始業前の朝6時と12時に測定して管理している。また、廃油にすることはなく、活性炭の入ったフィルターで浄化して再利用し、足りなくなった分を補充して製造している。
  • ・製造の過程で出た野菜くずは、畑の肥料として再利用している。
  • ・出来上がった製品は細菌検査を行い、検査結果が出た後に出荷している。
  • ・揚げ油の匂いに対する近所への対策として、水のバブリングを通す脱臭装置を昨年12月に設置している。

監査意見・感想など(概要)

  • ・油を廃棄しない工夫や野菜くずを畑の肥料にするなど環境にも配慮している点や、過去にクレームがあった点の改善を前向きに取り組んでくださっていることがわかりました。
  • ・自前の畑でとれた野菜を使用して加工品を作る取り組みが信頼できる消費材を作っています。 自社農地も見学させていただきました。 畑作業に地域の組合員による援農や地元のボランティアを募集したりと、地域に根差した運営をしている点もとても素晴らしいと思います。新たにNYファームという会社も設立したこともあり自社農場での野菜の利用率が今後あがっていくことを期待します。
  • ・製造現場に入る従業員の健康管理はきちんとされており、衛生管理がしっかりしているので見学者など外部の人間を入れる際に健康チェックも実施することを検討してください。
  • お忙しい中、丁寧に細かく説明、対応していただき、ありがとうございました。

監査後の活動計画など(概要)

  • ・今回の監査でわかったこと、消費材の優位性を広報紙などで、組合員に向けて発信し、また、企画などで直接組合員へ伝えることを通して、利用結集活動に活かします。

ページの先頭に戻る