おおぜいの自主監査

 報告一覧

「生活クラブ千葉」による「すし酢」の監査

監査実施日:2017/9/12

監査者 生活クラブ千葉
松戸ブロック
監査参加人数 7人
監査対象生産者 私市醸造㈱ 監査対象消費材 すし酢

監査した主な内容

  • ・原材料について
  • ・製造工程の確認

主に以下のことが確認できました(概要)

【原材料について】

  • ・原材料の残留農薬、遺伝子組み換え対策について、仕様書で確認しました。
  • ・粉末の昆布エキスの実物を確認し、仕様書を確認しました。液体の昆布エキスは粉末に比べて添加物が多用されているため粉末のものを使用していることもわかりました。
  • ・調味に、素精糖ではなく上白糖が使われていること、市販品に比べて塩分がやや高いことを指摘しましたが、これは業務用にすし酢を取り組んできた経験を活かし、「メリハリのついた味」「すっきりとした控えめな甘さ」という味にこだわった結果ということが分かりました。
  • ・醸造酢を作る段階で添加物が使われていますが、製造上必要なものであること、製品には移行せず安全性が確認できていることが分かりました。また、使われている量・内容についても必要最低限であることを確認しました。
  • ・原材料のトレースについては可能な限り行われています。

【製造工程について】

  • ・充填室では、異物混入を防ぐために衣類の防塵対策・衛生管理がされていることを確認しました。
  • ・充填室前の手洗い場ではせっけんが使われていました。
  • ・濾過に使うフィルター・ストレーナーの現物を確認しました。ストレーナーは使用するごとに洗浄して使用しますが、漬け込み洗浄している現物も確認しました。

監査意見・感想など(概要)

【原材料について】

  • ・できるだけ国産にこだわり、外国由来の原材料については安全性を確認して使用しています。醸造アルコールは起源原材料のサトウキビが複数の国にわたるためトレースが難しい状況ですが、残留農薬についても対策がされていることが仕様書で確認できました。
  • ・今年度新たに米粉・酒粕の現地検査を行うなど、原材料のトレースに尽力されています。今後は昆布エキス・砂糖・塩についても現地検査を検討してください。

【製造工程について】

  • ・洗瓶機やストレーナーの洗浄など、合成界面活性剤を使用している工程がありましたが、①合成界面活性剤の代わりにせっけんを使用すると異物混入などの事故につながりかねないこと、②部品に傷がつかないようにするためにも合成界面活性剤に丁寧に付け込んで洗浄しなくてはならないこと、③洗瓶機内の洗浄では70度の熱湯で十分にすすぎがされていること、などを考慮すると、この合成界面活性剤の使用は適切であると考えます。
  • ・アルコールを濾す工程で、ビニールで覆ったプラスチック容器に圧搾液を入れますが、周囲に羽虫が多く、圧搾液も外気に触れるので衛生面が気になりました。追加調査質問依頼書で確認したところ、今後は密閉した状態で作業ができるように蓋つきの容器に変更するとの回答をいただきました。迅速に改善を検討していただきありがとうございました。

【感想】

  • ・自主監査活動にご協力いただきありがとうございました。丁寧で緊張感のあるご回答から、消費材に対する真摯な姿勢がうかがえました。
  • ・木桶職人の後継者がいないことはとても残念です。今ある木桶を大切に守るためにも、私たちが利用し後世につないで行く責任を感じました。
  • ・暑い中従業員の皆さんが懸命に業務に取り組んでいらっしゃったのが印象的でした。私たちの消費材がおおぜいの方の手によって支えられ、届いているのだと改めて実感しました。

監査後の活動計画(概要)

・松戸ブロックのブログ、フェイスブック、機関紙で自主監査報告を行います。

ページの先頭に戻る