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生協の食材宅配【生活クラブ】
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親子で楽しく食品添加物について学ぼう!夏休みの「ビオサポラボ」を開催

ビオサポ ― 生活クラブが考える食べものの安全と健康な食生活
 

2023年7月下旬に千葉県内の2つの地域で、食品添加物をテーマにした「ビオサポラボ」が親子を対象に開催されました。「ビオサポラボ」は、生活クラブが展開している健康な食の提案「ビオサポ」のイベントの一つです。
「ビオサポ」とは、生命を意味する「BIO」と「美を」を掛け、生命力にあふれた健康な食生活をサポートしていく、という意味の生活クラブの造語。カラダもサイフも、そして環境や社会も健康にしよう!という欲張りな提案です。「食べもの選び」を考えるきっかけになればと、組合員が参加して考案した実験スタイルの楽しい催しが「ビオサポラボ」です。
今回は生活クラブ千葉の主催のもと、7月26日(水)には松戸エリアで、29日(土)には市原エリアで開催し、あわせて21組の親子が参加しました。

食べものと食べ方を学んで健康に!生活クラブがすすめる「ビオサポ」

生活クラブでは「消費を通して健康で安心な社会をつくる」という目標のもと、10年前に健康な食の提案「ビオサポ」を掲げました。“健康”を総合的にとらえ、食品添加物や農薬をできる限り使用しないなど、食べものがつくられる背景や安全性などに加え、バランスよく食べて健康に暮らしていく方法=食べ方についてもみんなで学ぼうと情報を発信しています。

生活クラブの注文カタログや、WEBサイト「ビオサポレシピ」でのコラムやレシピの掲載をはじめ、各地域の生活クラブで健康な食べもの・食べ方についての講座も開催。こうした講座を受けて、食べもの選びの大切さと健康な食べ方について自ら発信できる、「ビオサポーター」として活動している人も。組合員どうしで、さまざまなアイデアを出しあいながら情報を共有、発信しています。
 

「ビオサポラボ」は家族や友人など身近な人たちはもちろん、より多くの人たちに健康な食生活へのヒントを届けるために組合員が参加して考えた、地域に開かれたイベントです。
今回は、身近な食品に使用されている食品添加物をテーマにした実験に参加し、実際に目で見たり、口にしたりして体感できるプログラムを企画。食品添加物がどのようなものかを知り、食べもの選びを考えるきっかけにしてもらうことを目的にしています。

どんな飲み物でもつくれちゃう?食品添加物の不思議

今回、千葉県の2地域で開催した「ビオサポラボ」では、甘味料の一種であるぶどう糖果糖液糖や酸味成分のクエン酸、香料、着色料などを混ぜて飲み物をつくる実験を行ないました。食品添加物を組みあわせれば、どんな味や香り、色でもつくり出せることを参加者に体験してもらいます。子どもたちの夏休み期間中の開催ということもあり、親子での参加を呼びかけました。

■7月26日 松戸エリア
千葉県鎌ケ谷市にある交流スペースにて開催し、6家族21人が参加。ジュースをつくる実験を通して食品添加物のしくみを学びました。
まず、水に果汁を30%加えて飲んでみます。このままでは味が薄くて美味しくないですが、ぶどう糖果糖液糖や砂糖、クエン酸やオレンジ香料を加えるとさっぱりと飲めるオレンジ風味のジュースに変身します。
参加した子どもたちからは「自分で飲み物がつくれておもしろかった」、大人たちからは「実際に目で見てみて驚いた」、「食べ物を知って、自分で選べるようになってほしい」という感想がありました。
薄めたみかんジュースに食品添加物を入れて混ぜます
松戸エリアの「ビオサポラボ」の参加者とスタッフ
■7月29日 市原エリア
千葉県市原市にある生活クラブ市原センターの「夏祭り」のキッズイベントとして開催。全4回の「ビオサポラボ」に、15家族44人が参加しました。
参加した子どもたちは、甘味と酸味にオレンジの香料を加えた無色透明の液体を味見すると「ジュースの味がする!」と驚いた様子。さらに着色料を加えてオレンジ色になると「ちゃんとジュースになった!おいしそう!」と、さまざまな変化に驚いていました。
一方で、実験に参加した大人たちからは「今日は実験に参加するために来た。子どもにとっても、食について考えるきっかけになればうれしい」という声や、「さまざまな食品を流通させるには、食品添加物が必要とされている現状もある。でも自分は、子どもたちのためにも選びたくない。使わないことをスタンダードにしていければ」という声があがっていました。
クエン酸はうまく溶けたかな?
「オレンジのいいにおい!」香料を加えると、一気にジュースの風味に近づきます

食生活の悩みに寄り添い、一人でも多くの人をサポート

市原エリアの組合員・浦上恵さんは、今回の「ビオサポラボ」を開催した主旨を次のように語りました。「親子で食品添加物について考えるきっかけにしてほしくて企画しました。講座で学んだ内容は、ふだんの食生活はもちろん、子どもたちの夏休みの自由研究にも活かしてもらいたいです。」
さらに「ビオサポラボ」の実験を担当したビオサポーターから、参加した親子に向けて「私たちの身体は食べたものでできています。生活クラブでは、できる限り素材のおいしさや品質を大切にしています。『なるべく自然なものを食べてほしい』という組合員の声が生活クラブの消費材(※)に活かされているんですよ」と話しました。

イベントを開催した市原エリアのスタッフのみなさん。後列右が浦上恵さん

※生活クラブでは、組合員に届ける食料品や生活用品を「消費材(しょうひざい)」と呼んでいます。利益を得ることが目的の「商品」ではないという意味があり、必要なものを組合員と生産者がいっしょになって開発・利用しています。

今回のように親子で楽しく参加できるイベントのほかにも、ビオサポのイベントには「子育て支援講座」や「献立作成ワークショップ」「アクティブシニア講座」など、組合員の年代によって異なる関心や困りごとに寄り添うものが用意されています。活動がはじまった2013年からの10年間で、延べ1万人以上が参加しています。
生活クラブでは、これからもより多くの人の健康な食生活をサポートしていくため、さまざまなかたちで情報発信を続けていきます。機会があれば、各地域で開催される講座やイベントにも参加してみませんか。
【2023年8月25日掲載】

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