風の村さくらは2007年11月の開設以来、地域で「最期まで自分の家で暮らしたい」という願いを尊重し、質の高い在宅支援を目指し、訪問介護事業所・ケアプランセンター・デイサービス・ショートステイのほか訪問看護ステーションを備え、地域の皆様の在宅生活を支援してきました。
同じ建物の中にある医療法人社団佐倉の風『さくら風の村訪問診療所』と連携を取りながら様々なニーズに応えています。
また、重症心身障がい者通所支援、障がい児者日中活動支援事業を通じ、障がいのある子どもたちが、放課後や休日をリラックスして、思い切り遊ぶことのできるデイサービスや、18歳以上の方が自立生活を目指す就労支援サービスもあります。将来のことを本人や家族と一緒に考え、地域の福祉サービスと共に連携しながらサポートしています。
風の村さくらは『ひとりの人を支えきる』ために今ある高齢者サービスの仕組みを活用した『生活クラブ安心ケアシステム』、比較的元気な高齢者を支援して行く『生活クラブ安心支援システム』を地域との連携を活用しながら広げていく考えです。先行して実施している買い物バスは、近隣の独居や老々介護、高齢者世帯に認知され定期運行されています。
障がい児者の支援についても、幼少期から学齢期、そして学校卒業後に応じて訪問看護や訪問介護の事業所と連携しています。
高齢者や障がい児者の事業所を複合的に備えている風の村さくらは、種々の制度と制度の枠を超えた仕組みで最期まで支えきる、その人に合わせたケアが可能な施設であり、この特長を生かしていきたいと考えています。