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NON-GM種子の開発会社が来協

昨年10月、生活クラブ連合会はアメリカの種子会社大手のパイオニア社とNON-GM(非遺伝子組み換え)トウモロコシの種子開発について協議するため、組合員など訪問団をイリノイ州に派遣しました。その協議のなかで生活クラブは5年間、NON-GMトウモロコシを畜産飼料として継続して使用すること を表明。それに対しパイオニア社のビジネスマネージャーであるダニエル・ジョーンズ氏は、「今後もNON-GM種子を開発し続ける」と約束してくれまし た。そして、このたびジョーンズ氏が来協し、生活クラブ連合会の連合消費委員会のメンバーと懇談を行いました。(2011年10月4日掲載)

あらためてNON-GM種子の開発を約束

パイオニア社のダニエル・ジョーンズ氏 はじめに昨年度アメリカで協議を行った訪問団のひとりである植田泉連合消費委員長が、連合消費委員会の役割を次のように説明しました。
 「生活クラブには北海道から兵庫県まで約35万人の組合員がいますが、その代表として消費材の取組みなどを決めるのが連合消費委員会です。今日ジョーンズさんから聞いた話は、委員から各都道府県にある単協、組合員に伝わる仕組みになっています」
 アメリカではGM(遺伝子組み換え)トウモロコシの栽培が年々増えています。2011年は88%と、前年に比べ2ポイント上昇しました。
 このような状況をふまえつつ、ジョーンズ氏はこう連合消費委員に語りかけます。
 「NON-GM種子の需要が具体的にあることを把握することがたいへん重要です。ですから生活クラブが昨年訪米して継続的に利用すると表明されたことには、非常に意味があるのです。私たちは今後もNON-GM種子のニーズを支援し続けます」

畜産物の利用を高めよう

植田泉連合消費委員長 NON-GMトウモロコシはミシシッピ川沿いの地域で比較的多く栽培されているので、その地域特性にあった種子の開発が進められる予定です。
 トウモロコシの単位面積当たりの収穫量、すなわち単収は100年間で5倍前後に増えています。このような改善はおもに優秀な種子の発見と交配技術の進歩で、パイオニア社は単収の改善の歴史のなかで大きな足跡を残しています。とくに優良な種子の蓄積には90年以上の積み重ねがあります。
 「パイオニア社では08年から10年間で単収をさらに40%向上させる計画に取り組んでいますが、計画の大半は遺伝子組み換えによらない独自技術で達成させる方針です」と、ジョーンズ氏はパイオニア社の開発技術の高さを強調します。
 ところで生活クラブは、NON-GM飼料の輸入でJA全農グループとパートナーシップを結んでいます。今回、パイオニア社と提携したことにより種子の開発からトウモロコシ栽培農家の確保、アメリカでの流通、日本への海上輸送、そして日本国内での飼料工場と、JA全農グループが担っているNON-GM飼料づくりの体制が一貫したことになります。


一政伸子連合消費副委員長 パイオニア社もJA全農グループのような流通事業者との連携がNON-GM種子の開発、供給には大切であると考えています。
 ジョーンズ氏は「流通事業者との連携の強化によって、需要を明確化することが重要です。そのことが高品質・高単収のNON-GM種子の開発、供給につながります」と話します。
 懇談の最後では、植田委員長とともに昨年アメリカを訪れた一政伸子連合消費副委員長は次のように結びました。
 「パイオニア社はNON-GMトウモロコシの種子の継続開発を約束してくれました。それに応えるのは、私たちが畜産物の利用を伸ばすことです。どのようにおおぜいの組合員に呼びかけていくかを話し合っていきましょう」

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