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【放射能検査なるほどコラム】おいしい新米の季節!検査の様子ってどんなふう?

新米の季節になりました。生活クラブでは毎年、組合員にお届けするより早く、各地の新米の放射能検査を行います。生活クラブ連合会放射能検査室(埼玉県さいたま市)で実施されている新米の検査の様子をお知らせします。

基準値の厳しい米の検査は
高精度の「ゲルマニウム半導体検出器」で実施

生活クラブで2016年春に新たに定めた放射能の自主基準値。その中でも米は、基準値が5Bq/kg、検出下限値が1Bq/kgと、飲料水や牛乳と並んで厳しい基準となっています。そのため、検査は高精度の測定が可能な「ゲルマニウム半導体検出器」によって行います。
米の放射能検査は、普段も週に2~3検体ずつを順番に行っています。その場合は、組合員と同様の物流ルートで受け取った消費材を検体としますが、この新米の時期には取り組みのある米のすべてについて早期の検査が必要なので、収穫した米を生産者からすぐに直接送ってもらい、検査をします。そのため、精米する前の玄米を銘柄ごとに検査することが多く、今年は16種の玄米を検査しました。

生活クラブでは、山形県遊佐、栃木県黒磯、長野県上伊那、宮城県加美よつば、千葉県旭、岩手一関、北海道江部乙のお米を取り扱っています。
そのほか、地域ごとに栽培しているお米を地域限定で共同購入をしています。
≫生活クラブのお米についてはこちら

生産者から直接送られた新米を
供給前に次々検査します

この日も検査室には、たくさんの銘柄の米が生産者から届いていました。今回の取材時に検査を行ったのは、JA庄内みどり(遊佐)のササニシキオリジンです。まず、米を検体容器に入れますが、このときに均等に入れることが正確な測定のコツということで、隙間がなるべくなくなるようにきれいにならします。これは2ℓ入る容器で、2ℓ分の検体があれば(特に重量の軽い検体でない限り)、検出下限値1Bq/kgで約1時間で測定ができます。容器いっぱいに米が入ったら、重さをはかったのち、測定器の中に入れ、ふたを閉めて測定を開始します。測定結果はパソコン画面で確認できるようになっています。
新米であっても、検査のやり方自体は普段の米のときと変わりませんが、生産者から取り寄せた大切な新米ですし、毎日みなさんが食べるものだから漏れなどのないよう現場で点検をしっかりして検査をしています。

【検査の様子】


【検査結果】

しっかりと検査をした
生産者自慢の新米を楽しんでください

高精度の検査ができるこのゲルマニウム半導体検出器は、2016年春に生活クラブに導入され、6月から本格稼働を始めました。それまで外部機関に委託していた高精度の検査が内部でできるようになったことで、新米の検査も早急に行うことができ、他の消費材でも再検査などの小回りがきくようになったとのことです。
この検出器の特徴として、機械に使用しているゲルマニウムの結晶を冷やしておくために、マイナス196℃の液体窒素を使用しているという点があります。この液体窒素は1日1kgぐらい減っていくので、2週間に1度ほど補充が必要。ちょうど取材と補充のタイミングが重なり、タンクから液体窒素を測定器の下の部分へ入れる作業も見ることができました。この超低温の液体窒素を使っているため、測定器のセンサー部分が結露しやすく、それを防ぐために検査室の除湿は欠かせません。室温も、夏も冬も年間を通して24℃程度に保たれているそうです。

【タンクから液体窒素を補充する様子】

消費材を組合員に安心して食べてもらえるように、生活クラブではこのような放射能検査を手間をかけ丁寧に行い、結果もすべて開示しています。今週のカタログから、すべて新米でお届けします。各地の生産者が手をかけ心をこめて生産したこの時期ならではの新米も、ぜひ心ゆくまでお楽しみください。

【2016年10月24日】

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