福祉クラブ生協の共同購入と、福祉事業の両輪を緑区に展開し、福祉の街づくりを進めたい強い意思が、地域の助けあいの必要性を感じていた、接点のない3人を引き寄せたのは、1997年の早春。促されるままに友人知人に声をかけ、学習、実習、見学会を毎月重ね、ヘルパー3級講座を受講するなど、思いを徐々に現実化していきました。30人のメンバーと設立の日を迎えたのは1年後、1998年の春でした。
公的福祉システムが始まっても、「ノーマライゼーションの街は、地域に住み暮す人が創り出す」という思いは今も変わりません。