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人気の「生活クラブFPの会」による出前講座開催中

人気の「生活クラブFPの会」による出前講座

 「ライフプラン講座」という言葉、どこかで聞いたことはありませんか? 生活クラブが行っている、保険や税金、年金など、わたしたちの生活に密着した「お金」について知るための講座です。FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格をもつ組合員がわかりやすく教えてくれて、人気が高まっています。(2008年9月9日掲載)  

保険や金融商品の仕組みがよくわかる

講師の牛山洋子さん

8月29日、東京都世田谷区にある「カフェテラスゆめ」を会場に、ライフプラン講座が行われました。この日は「お金の入門講座」。23区南の組合員が自主企画し、7名が参加しました。「カフェテラスゆめ」は生活クラブの消費材を使ってワーカーズコレクティブが運営する、小さなカフェです。
  講師は、 生活クラブFPの会の牛山洋子さん。冒頭、牛山さんが「皆さんのお宅の家計は黒字ですか、赤字ですか? 年間収支はどうなっていますか? 貯金はいくらあるか把握していますか?」とたたみかけるように質問すると、黒字か赤字かはわかるけれど年間収支はわからない、自分名義の貯金金額はわかるけれど夫のはわからない……など、参加者たちは自分の家計把握が曖昧なことに気づかされた様子。
  つづいて牛山さんは、今はたくさんの金融商品があるように見えるけれど、突き詰めれば「株」「債券」「貯金」の3種類になるのです、と整理。それぞれについてメリット・デメリットを説明していきました。株や貯金ほど身近でない「債券」「投資信託」については、初歩の初歩から解説。基本的な仕組みがわかったところで「債券」と「投資信託」は実は同じもの、と説明されると、なるほどとうなずくことができます。
  参加者からは「ネット銀行は利率がいいけれど、本当に安全なんですか?」「債券は元本割れすることもありますか?」など、たくさんの質問が飛び、2時間があっという間に過ぎました。  
  終了後、参加者に感想をたずねると、「金融商品は内容がよくわからず、今まで貯金しかしていませんでした。今日教わったとおり、まずは家計の見直しをしてみようと思います。この講座は生活クラブがやっていることなので、中立的な話を聞けるという安心感があります」(坂本恵子さん)、「今さら聞けないようなことや、知っているつもりだったことを今日きちんと教えてもらい、ためになりました。また次の講座が聞きたくなりました」(伊藤礼子さん)と、講座に大満足の様子でした。

FP資格者が生活者の立場からアドバイス

 ライフプラン講座は現在「生命保険の基礎知識」「医療保険の基礎知識」「セカンドライフと年金」「ライフプランと教育費」「身近な税金のしくみ」など10のテーマがあり、最近は特にお金の入門講座や年金の講座が人気だといいます。単協や組合員が企画し、FPの会に依頼するとFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格をもつ組合員が講師として派遣されます。首都圏なら、組合員を含めて5人集まれば無料で講座を開くことができます。地方の場合は10人以上ですが、いずれも組合員が各単協に所定の用紙を請求して申し込みます。保障の見直しをする個人相談会もあり、こちらは一人50分で1000円の個人負担金がかかります。原則として5人以上から申し込み可能で、講座と同様の手続きとなります。
  FPの会の会員は、全員がFP協会のAFP資格とFP技能士の国家資格を持っています。ただし、「資格があれば即講座で人に話ができるというわけではないので、会で研修を積み、講師としての技術を身につけます。外部の専門家を招いて勉強会をしたり、お互いの講座を見学したりしています」とFPの会理事長の北川陽子さんは話します。そもそも生活クラブでCO-OP共済に取り組むにあたり、保険や共済の知識を持つ人材を養成しようとFP養成講座が導入されたのがきっかけで、今のFPの会と同様の活動が東京と千葉の単協で始まりました。2002年に単協を超えた組織として正式にFPの会が発足。現在、会員数は21名となり、北は北海道から南は大阪まで、各地でライフプラン講座や相談会を行っています。ちなみに昨年度行ったライフプラン講座は全単協合計で501講座、参加人数は延べ4,844人。個人相談は324件にのぼります。
  牛山さんは生活クラブ・東京の機関紙『ジョイ・エス』でFP養成講座の受講生募集の記事を見て応募し、3ヵ月の間、毎週養成講座に通って資格をとったそうです。FPの会会員で講師歴9年の藤井智子さんは「資格をとったあとも、努力を怠ることはできません。アンテナを張っていないと制度はどんどん変わってしまいますから」と言います。「ノウハウが蓄積されていくことがFPの会の強み。講座では不動産や投資といった分野よりも、生活に密着した分野で最低限必要な知識を伝えることに主眼を置いています。皆さんが持っている偏った情報をバランスよくするのが私たちの役割かなと思っています」(藤井さん)。

講座のあとの「FPカフェ」も活用を

 理事長の北川さんは「FPの会も7年目を迎え、これからは生活クラブの外へも発展していきたいという思いもあって、今春、ワーカーズコレクティブに組織変更しました。また、講座を聞くだけでは具体的にわからないこともありますので、講座のあとに小人数のグループで実際に証書や証券を見ながらディスカッションする『FPカフェ』を講座とセットで行うことも試みています(FPカフェ単独の開催はできません)。いろいろな可能性を探っていきたいです。無料で出前講座ができますから、組合員の皆さんにはぜひうまく利用してほしいですね」と語ります。
  連合会共済事業部の三好規部長も「ライフプラン講座は組合員の大きなメリットになると考えています。講座内容も充実してきましたし、FPの会も自己研鑽でレベルアップしています。講座を通して客観的にCO-OP共済のよさを理解して加入される方もいらっしゃいますよ」と話しています。FPという専門家でありながら、同じ生活者の立場でアドバイスしてくれるFPの会を、生活の頼もしい味方にしない手はありません。
  FPの会の活動や講座のスケジュールについては、 コチラで見ることができます。

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