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【あれから3年】第5回「2013年度の『福島の子どもたちのリフレッシュツアー』開催報告」

「3.11」から3 年。生活クラブでは3次にわたるカンパを組合員に呼びかけ、それをもとに支援活動に取り組んでいます。この間の活動や現在の組合員や生産者の状況を5回にわたって報告します。最終回の5回目は、東京電力福島第一原発事故の発生を受けて、2011年から各地の生活クラブで行われている福島の子どもたちのリフレッシュツアーについて報告します。3年目となる2013年度の夏は、73家族・216人の親子が、各地を訪れました。(2014年3月20日掲載)

 生活クラブでは、外部・内部被ばくに対する福島の家族の不安を少しでも和らげる一助として、各地の生活クラブが受入れ先となり、2011年から、福島の子どもたちのリフレッシュツアー(一時避難・保養)を実施しています。
 2013年度の上半期(夏休み)は、北海道から兵庫県まで12単協・16コース(韓国含む)が開催され、生活クラブふくしまの組合員家族やその知り合いなど、計216人(子ども127人、大人89人)が参加しました。下半期(春休み)は、愛知・京都で開催を予定しています。
 2013年度は、韓国のドゥレ生協連合の協力で、韓国でのリフレッシュツアーも実現しました。9家族20人(大人11人、子ども9人)が参加し、韓国の生協の組合員家族と交流しました。(→報告はこちら
 子どもたちは、海や川、土など当たり前の自然の中で、さまざまな人と触れ合いながら、のびのびと遊ぶことができました。家族(大人)も、放射能へのストレスから離れ、ゆっくりとした時間を過ごすことができたようです。また、組合員同士の交流や語り合いは、参加したふくしまの組合員、受け入れ先の組合員の双方にとって、貴重な時間となっています。(→参加した子どもたちの声はこちら、家族の声はこちら
 放射能被ばくによる健康被害への懸念は原発事故から3年たっても消えることはなく、私たちは不安とともに暮らしています。とりわけ子どもたちの健康を守ることは、この社会のすべての大人たちの責任です。生活クラブでは、生活クラブふくしまと連携し、参加者の声をていねいに聞き取りながら、これからも活動を続けていきます。

*この活動にかかる費用の一部は、組合員のみなさんから寄せられた東日本大震災復興支援カンパを活用しています。

<2013年上半期 リフレッシュツアー開催一覧>

<2013年下半期 リフレッシュツアー開催一覧> ※参加人数は予定

●参加した福島の子どもたちの声

  • 埼玉県での3泊4日とっても楽しかったです。とくに女子学生のみなさんにはとってもお世話になりました。ありがとうございました。
  • 一番楽しかったことは、お姉さんお兄さんと遊んだこと、川やプールに行ったこと、夜、友達とねることが楽しかったです。
  • 一番心に残ったことは、2日目の海水浴です。海水浴は、震災後の2年前、同じリフレッシュツアーで北海道に行き、入って以来だったので、とてもうれしかったです。
  • 川では、高いところからジャンプして飛び降りたり、泳いだりしました。プールは、ウォータースライダーをしたり、流れるプールで遊びました。夜ねるときは、友達と遊んだりしました。ゲルというテントみたいなのに寝ました。見たことがなかったのでびっくりしました。
  • この2泊3日で、たくさんの「初めて」と「楽しさ」を、神戸と淡路島の人々や土地、食べ物にもらいました。

●参加した福島の家族の声

  • 福島では、子どもを遊ばせるにしても、大丈夫か?安全か?などと、常に考える癖がついている中、4泊5日は安心して過ごせる貴重な時間でした。
  • スタッフの方が、子どもたちが楽しめるように企画して下さって、子どもたちは毎日、楽しい企画にワクワクでした。天気に恵まれ、汗びっしょりかき、思いっきり遊び、子どもも大人もストレス発散させていただきました。
  • 八ヶ岳やさい倶楽部の生産者、佐藤さんの畑で「アンデスレッド」のじゃがいも収穫。ふかふかの畑の土にとても驚きました。いまだに福島ではなかなか体験できない“おもいっきり土いじり”をすることができ、子どもも親も大満足の時間でした。
  • 子どもたちがのびのびと外で遊ぶことができたこと、子どもも親も外で遊ぶことに対してストレスを受けなかったこと(マスクを着ける、側溝に近づけない、放射能の高そうな場所に生かせないなど)が、一番良かったと思いました。
  • ほんとうに多くの組合員さんたちのあたたかさに恵まれたリフレッシュツアーでした。・・・・・・やはり、同じ消費材を利用する組合員さんとは、はじめて会った人とは思えないくらい、すぐうちとけられるのが不思議です。消費材の話でも盛り上がりました。
  • 福島で話をするとき、相手の考えや立場などに気を遣ってしまうのですが、保養先では思っていることを素直に話せます。話に耳を傾けて聞いてもらうだけで、ありがたいです。・・・・・・母子や子どもだけの保養はよくありますが、父親も一緒に参加できる保養は多くありません。日ごろ、福島で仕事をし、保養の間も帰りを待っていてくれる主人がリフレッシュし、楽しく過ごしてくれたことは本当に嬉しかったです。福島で生活している私たちが参加できる保養をなくさないで下さい。お願いします。

2014年度は「福島の子どもたちと知る権利を守る活動」と「共生地域創造財団による伴走型支援」を中心に、生活クラブだからできる復興支援を引き続き実施します。第4次カンパへのご協力をよろしくお願いします。具体的な方法については「ライブリー」や各単協のニュースなどをご覧ください。
 

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