今こそ、協同組合の出番! 第11回生活クラブグループ福祉事業交流会
2014年10月17日、18日の2日間の日程で第11回生活クラブグループ福祉事業交流会(主催・福祉事業交流会in埼玉実行委員会、生活クラブ共済連福祉事業連絡会)をホテル・ラフレさいたま(さいたま市)にて開催しました。生活クラブグループの地域福祉の活動と事業に関わっている生協組合員や役職員、ワーカーズ・コレクティブのメンバー、社会福祉法人の役職員など258人が参加し、「暮らしを支え合おう~今こそ、協同組合の出番です!」をテーマに交流を深めました。
交流会では、1日目に宮本太郎氏(中央大学)の基調講演「支え合いのかたちを変える共生社会と協同組合」と宮本氏、村上芳子氏(福祉クラブ生協理事長)、新保ちい子氏(生活クラブ風の村副理事長)のパネルディスカッション「協同組合にできること」を行ないました。宮本氏は基調講演のなかで、「日本の社会保障は従来の『支える・支えられるの二分法』から相互に支えあう共生社会への転換期にある。2015年から始まる子ども・子育て支援新制度や新地域支援事業、生活困窮者自立支援制度などの社会保障改革に対して、協同組合への期待は大きい」と、会場に集まった地域福祉の担い手に対してエールを送りました。また、パネルディスカッションでは村上氏が福祉クラブ生協(神奈川県)の街づくりについて、新保氏が生活クラブ風の村(千葉県)の取組みについて報告を行なったのち、それぞれの地域に適した福祉のあり方について議論を深めました。
2日目は4つの分科会場に分かれて「地域の居場所づくり」「地域事業の担い手として」、「子育て支援の取組み」「おたがいさまのたすけあいエッコロ」をテーマに実践者からの報告と意見交換を行ないました。
交流会の詳細は『第11回生活クラブグループ福祉事業交流会in埼玉報告集』にまとめましたので、冊子をご希望の方は以下までご連絡ください。
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