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グリーンシステムを関西に浸透させたい!「エコライフのつどいin関西」を開催

大阪くいだおれガールズのリードで、Rびんのうた「ごみ置き場からのRびんの叫び」を歌いました!

2014年度は、グリーンシステム20周年記念の年です。このグリーンシステムを、関西圏にもさらに浸透させようと、生活クラブ連合会の関西6単協が実行委員会を作り、毎年東京で開催されてきた「エコライフのつどい」を、はじめて関西で開催しました。
2月21日(土)、会場の大阪・ドーンセンターに81人が集まりました。講演や活動報告のほか、歌やクイズ大会もある楽しい2時間でした。この「つどい」開催をきっかけに、Rびんを使った消費材を大いに利用し、関西6単協のRびん回収率80%超えを目指します。そしてサステナブル(持続可能)な社会をつくっていきましょう。

*グリーンシステム=びんやプラスチック容器のリユース・リサイクルのしくみ。詳しくはこちらへ。

(2015年4月3日掲載)

中村秀次さん基調講演は、びん再使用ネットワーク専任事務局員・容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局次長の中村秀次さん。『グリーンシステム ~暮らしのデザイン~』をテーマに、グリーンシステムの運動と容器包装リサイクル法について、わかりやすく説明されました。

講演では、3Rの実践の順位は、1番にリデュース(発生抑制・ごみを作らない)、2番にリユース(再使用・繰り返し使う)、3番にリサイクル(再生利用・ごみになる前に利用)であること、3Rの実践として例えば、ペットボトルを使わない、学校給食の紙パック牛乳をびん入り牛乳に変えるよう要望する、賞味期限と消費期限を理解して無駄な買い物を避けてごみを作らない、そして、Rびんを使う仲間を増やすことが大事だと強調されました。

生活クラブも含めたRびんを使用する生協で組織する「びん再使用ネットワーク」の210万人の組合員によって、20年間に削減したCO2は東京ドーム25個分にもなります。生活クラブでは7つの統一したびんに60種類の消費材が詰まっていますが、びんが同じで中身が違うこの取り組みは、ごみ問題取り組み最先端国ドイツにもない世界に誇れるシステムであるといいます。

日本の多くの自治体ではリサイクルに多額の税金を投入していますが、ドイツでは100%、フランスでは60%がメーカー負担で回収が行われています。容器包装の3Rを進める全国ネットワークでもどうすれば自治体負担を減らせるかなど様々な提案をし、請願や意見を国に提出していますが、国の政策の大きな改善はいまだ見られません。でも、生活クラブのRびんシステムは10年先を考えての取り組みです。歯を食いしばるのではなく、びん入りのものは美味しいし、家の中も片付きます。私達の実践は生きた教材で未来のモデルとなっていくのですから、笑顔で楽しんで取り組んでいきましょうと締めくくりました。牧戸正博さん

つぎにゲスト講演として、コーミ株式会社の牧戸正博さんから、『トマトケチャップとリユースびん』をテーマにお話しいただきました。

コーミ株式会社と生活クラブの提携が始まった1974年頃はビールびんにソースやケチャップを詰めて販売していました。しかし、使う側にとっては中身が出しづらく苦労したそうです。1980年前半から1993年まではワンウェイびんを使用していましたが、1994年にグリーンシステムがスタートし、Rびん使用となりました。

しかし、製造過程でびんが割れるとラインにあるすべての製品を破棄して、隅々まで掃除をしなくてはならないこと、対策として中身を詰める前の検びん作業が必要となること、85℃のケチャップを詰めた後に温度差でひびが入る可能性もあることから、びんをひっくり返して目視で底をチェックするため、ふたの裏には必ずケチャップがついていることなど、生産者の苦労について話されました。

生活クラブ奈良 では、なぜRびんを使い続けるのか?それは、びんに入っているものは美味しいから。びんで保存するのが一番作ったままの美味しさを残せるのです。また、リユースの仕組みを続けていく使命感もあると牧戸さんは言います。そして、「皆さんもRびんに入った消費材を食べ続けて応援してください。また、消費材を食べる仲間を増やしていってください。」と呼びかけました。

右下写真:生活クラブ奈良 Rびんプロジェクト作成の紙芝居「りさとりた」を上演しました。リサイクルびん「りさ」とリユースびん「りた」のかわいらしいイラストで、リサイクルとリユースの違いを楽しく学びました。 

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