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グリーンシステム



 

 ごみ減量システム「グリーンシステム」が、環境省グッドライフアワードを受賞

「ごみを出さない暮らし」のために、生活クラブ連合会が1994年から導入している「グリーンシステム」は、容器包装ごみを減らすためにびんの規格を数種類に統一して回収・再使用するシステムです。

2018年、20年以上にわたる「グリーンシステム」の実績が評価され「第6回 環境省グッドライフアワード環境大臣賞(NPO・任意団体部門)」を受賞しました。

「生活クラブが第6回環境省グッドライフアワード 環境大臣賞NPO・任意団体部門受賞」(2018年11月21日)

環境省グッドライフアワード公式サイトに「グリーンシステム」を紹介するレポートが掲載されました。

ごみを出さずに環境負荷減らすしくみ「グリーンシステム」

大量生産、大量消費といわれるこの時代に、「使い捨てるのではなく資源を循環させて使うことが大切」だと私たち生活クラブは考えています。また、現在、深刻になっている「ごみ」問題。家庭からでるごみの容積の約60%が容器や包材によるごみといわれています。


生活クラブでは、なるべくごみを出さず環境負荷を減らすために、1994年より、リサイクル容器(使い捨て容器)からリユース容器(回収して再使用可能な容器)に切り換える取り組みをはじめました。これを「グリーンシステム」とよんでいます。(グリーンは、"GARBAGE REDUCTION FOR ECOLOGY AND EARTH’S NECESSITY(地球生態系のためのごみ減量)"から名づけられました。)


現在、生活クラブでは、8種類のリユースびんを採用しています。調味料やジュースなど、中身の違うものでも、できるだけびん容器の大きさをそろえることによって、回収・洗浄・選別というリユースに不可欠な作業の効率アップに取組んでいます。

さらに、2000年には、牛乳も紙パックからリユースびんに切り替えました。そして、牛乳びんのプラスチックキャップ、配達用のピッキング袋もリサイクル回収を始め、地球にやさしい「ごみを出さない暮らし方」を進めています。

リユースびん

現在、67品目の消費材にたいして、8種類の「リユースびん」容器を使用しています。

リユースの流れ

生活クラブ
リユースびんを使った消費材を組合員にお届けします。
組合員
組合員は、消費材の中身を使い終わったリユースびん(空びん)を生活クラブに返却します
紙ラベルとフィルム包装をはがします。中の汚れはぬるま湯でさっとすすいでください。調味料類のびんのキャップは丁寧にとりはずします。手でとれなかったらそのままでOKです。
*配送ご利用の組合員→次回の配達時に生活クラブが回収します。
*デポー(店舗)ご利用の組合員→次回ご来店時に所定の場所に返却ください。
【ご注意ください】
リユースびんの紙ラベル・フィルム包装のはがし方/調味料類のキャップのとりはずし方
スプーンやナイフ、ヘラやたわしなどの道具は使わないでください。
紙ラベルは、びん全体をぬるま湯に漬けておくときれいにはがれます。全部きれいにはがせなかったら、途中まででOKです。
道具を使って無理にはがすと、びんにキズがつきリユースできません。
びん商(びんの回収や洗浄を行う業者)
びん商は、回収されたリユースびんを選別・洗浄して、生産者へ納品します。

【関連記事】
使い捨て時代を「リユース」魂で 株式会社トベ商事(『生活と自治』2016年6月号「これに賭ける!」ウェブ転載)
生産者
生産者はリユースびんに中身を充填し、生活クラブに納品します。

くり返し使う牛乳びん

2000年から、牛乳も紙パックから、くり返し使う牛乳びんに切替えました。超軽量びんで、とても軽く、形にも工夫を凝らし、持ちやすくするため中央に "くびれ"を入れています。力の弱い人に配慮した形状が社会的にも評価され「グッドデザイン賞ユニバーサルデザイン」や「ワールドスター賞」などを受賞しました。この牛乳びんは、50回以上くり返し使し使えるように作られています。リユースする牛乳びんは、リサイクルする紙パックに比べてCO2排出量を35g削減します(回収率97.1%の場合)。

牛乳キャップのリサイクル

牛乳キャップも、回収してリサイクルしています。※ノンホモ牛乳牛乳、200ml牛乳(関西を除く)のキャップも回収しています。
回収した牛乳キャップ5個で「ごみ袋(L)」(再生原料6割使用)が1枚作れます。牛乳キャップを出した人が、それを原料にしたごみ袋を利用することができるのは、生活クラブだけのオリジナル。ぜひ、共同購入しましょう。牛乳キャップ1個をリサイクルすると、CO2排出量を約11g削減します。

ピッキング袋のリサイクル

配達仕分け用のピッキング袋は、回収して、もう一度ピッキング袋に再生利用したり(再生原料は2割使用)、他の原材料にリサイクルしています。※注文書・カタログ類の袋も回収します(通い袋は除く)。
これも生活クラブだからこそ実現できたオリジナルな取り組みです。ピッキング袋1kgをリサイクルすると、2,968gのCO2を削減します。

これがグリーンシステムの力です!

2018年度は生活クラブ全体でグリーンシステムによって、ごみを4,313トン、CO2排出量を2,469トン(容積にして東京ドーム約1個分)削減することができました。

組合員ひとりひとりのびんや牛乳キャップ、ピッキング袋を返すという「サステイナブルな生き方」が、環境に貢献しているのです。

環境大臣賞を受賞

現在、生活クラブ生協連合会のほか、 パルシステム連合会、 東都生協、 グリーンコープ連合、新潟県総合生協で、環境保全・資源循環型社会の構築を目指した生協団体のネットワークとして「びん再使用ネットワーク」を形成し、リユースびんの普及に努めています。
びん再使用ネットワークは第一回の2006年度容器包装3R推進「環境大臣賞」(地域の連携協働部門)の最優秀賞を受賞しました。びん形状の統一により効率的なびんの再使用システムを構築し、全国の生協にびんの再使用を普及させたこと、また超軽量びんの活用も開始していることが評価されました。
審査委員長の安井至さん(国際連合大学副学長・当時)からは、『社会全体の風潮から、なかなか難しい3Rの推進について、継続的に極めて着実に取り組んできている点を評価した』という講評を頂きました。
長年にわたるリユースびんの取り組みは、生協だけではできません。ガラスびんのメーカー、食品・飲料のメーカー、びん商や洗びん事業者等々、おおぜいの連携・協力により実現したものです。このことは、国の評価を待たずとも、私たちは大いに自慢していいことではないでしょうか。リユースびんでつながるこの関係性を大切にして、ほんとうに持続可能な3R社会を目指しましょう。

びん再利用ネットワークのホームページはこちら 

グリーンシステム ビギナーズガイド

新しく加入された組合員の方に、やさしく解説したガイドブックを作成しました。(2019年3月)


 

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