あなたの選択がごみを減らす! 「グリーンシステム」 30周年
生活クラブがすすめる、ごみを削減して環境への負荷を減らす取組み「グリーンシステム」が30周年を迎えました。どんな取組みなのか、どんな成果が出てきているのかを見てみましょう。
「リユースびん」から始まった手軽に参加できる資源の循環
消費材を詰め替えてくり返し再使用できるリユースびん
生活クラブは、プラスチックなどのごみを削減して資源循環をする「グリーンシステム※1」という取組みを1994年から本格的にすすめています。その始まりとなったのが、使い捨てではなく何度も再使用できる「リユースびん」です。生活クラブではリユースびんとして、牛乳びんと、調味料や飲料などの容器に使う6種類に規格を統一した「Rびん」を活用。使用後に回収してきれいに洗浄し、中身を詰め替えてからまた使用しています。
組合員のリユースびんを使った消費材の利用と、提携生産者、洗びん業者の力で資源循環を支えてきました。
※1 グリーン(GREEN)は“Garbage Reduction for Ecology and Earth’s Necessity( 地球生態系のためのごみ減量)”の略
消費材を使って毎週の配達時やデポー※2に返却するだけでグリーンシステムに参加できます
※2 東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県に展開する生活クラブのお店
生活クラブは、プラスチックなどのごみを削減して資源循環をする「グリーンシステム※1」という取組みを1994年から本格的にすすめています。その始まりとなったのが、使い捨てではなく何度も再使用できる「リユースびん」です。生活クラブではリユースびんとして、牛乳びんと、調味料や飲料などの容器に使う6種類に規格を統一した「Rびん」を活用。使用後に回収してきれいに洗浄し、中身を詰め替えてからまた使用しています。
組合員のリユースびんを使った消費材の利用と、提携生産者、洗びん業者の力で資源循環を支えてきました。
※1 グリーン(GREEN)は“Garbage Reduction for Ecology and Earth’s Necessity( 地球生態系のためのごみ減量)”の略
消費材を使って毎週の配達時やデポー※2に返却するだけでグリーンシステムに参加できます
※2 東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県に展開する生活クラブのお店
環境に配慮した消費材を使ってグリーンシステムの輪に参加しよう
「Rびん」は「R」のマークが目印です
リユースのRびんは35回、超軽量Rびんは50回、牛乳びんは50回繰り返し使うことが可能です。一度ごみとして捨てられたびんを新しい資源に作り替える「リサイクル」に比べ、そのまま使えるリユースびんはCO2の排出量も少なくて済みます。
このほか、プラスチックの牛乳キャップや、キャップを開封するときに取り除くサイドスコアー、ピッキング袋(消費材の配達時に使う袋)や注文書フィルムなど、再び資源化が可能なものを回収。それぞれごみ袋や、野菜用のピッキング袋などに再生しています。
2023年度は、グリーンシステムを通じてCO2の排出量を817トン削減することができました。組合員がリユースびん入り消費材を使い、びんを返却してグリーンシステムに参加した成果です。これからも身近な消費材を利用しながら、環境にやさしいグリーンシステムを続けていきましょう。
※ 今回より、RびんによるCO2削減効果は、京都大学に委託した最新の調査結果(2024年)を使用して市販のリサイクルびんと比較しています。同時に、自治体のプラスチックリサイクル回収もすすんできたので、ピッキング袋等の回収によるCO2削減試算を卒業します。
Rびんの規格は6種類!Rびん消費材は65品目あります
牛乳キャップや袋、カタログ類は再生利用(リサイクル)!
【牛乳キャップ類】
→ごみ袋に再生利用
→ごみ袋に再生利用
【ピッキング袋・注文書フィルム】
→ 野菜のピッキング袋などの原料に
→ 野菜のピッキング袋などの原料に
【カタログ類】
→ 市販のトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの原料に
→ 市販のトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの原料に
容器包装ごみを減らし資源を循環できる社会をつくります
生活クラブでは、なるべくごみを出さず環境負荷を減らすために、調味料やジュースなどの容器を数種類のリユースびんに統一し、回収して再使用する「グリーンシステム」に取り組んでいます。
生活クラブでは、なるべくごみを出さず環境負荷を減らすために、調味料やジュースなどの容器を数種類のリユースびんに統一し、回収して再使用する「グリーンシステム」に取り組んでいます。
★生活クラブ食べるカタログ 2024年7月5回(31週)より転載しました。
【2024年7月15日掲載】