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核燃に反対する青森の人びとと六ヶ所村で交流

生活クラブは阻止ネット(*)に参加して、青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場の稼働に反対する活動を全国の団体と協力して行なっています。4月12日~13日の2日間、生活クラブ組合員・生産者・事務局の17人が阻止ネットの六ヶ所ツアーに参加し、全体で40名以上のツアー参加者が、六ヶ所の再処理工場周辺の視察と青森の地元の方々と交流を行ないました。
(*) 「六ヶ所再処理工場」に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク

(2015年4月20日掲載)

核燃再処理に反対する青森の人びととの交流

「2015年『4.9反核燃の日』全国市民集会」で山田清彦さんの話を聞く参加者たち一行はまず4月12日、「なくそう原発・核燃、あおもりネットワークが主催する「2015年『4.9反核燃の日』全国市民集会」に参加しました。会場となった青森駅前のホールは、140人以上の参加者で埋め尽くされ、立ち見もでるほどでした。集会では、山田清彦さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団・事務局長)の基調報告、伴英幸さん(原子力資料情報室・共同代表)の講演に続いて、むつ市から野坂庸子さん、六ヶ所村から菊川慶子さんなど、地元で粘り強く反対運動を続けてこられた方々のリレー報告がありました。

生活クラブ埼玉・清水泉理事長それに続いて全国からの参加者の報告として、阻止ネットのメンバーも青森にエールを送りました。生活クラブ埼玉の理事長・清水泉さんは、「生活クラブは、節電と合わせて、再生可能エネルギーを作って共同購入することで、原発に頼らない暮らしを目指しています」と電気の消費地の視点から、脱原発によって青森から核燃料をなくしていく応援をする決意を語りました。

集会のあとは青森駅前をパレード。日曜日の駅前を歩く人びとや商店街の人びとに「核燃いらない」「子どもを守ろう」とメッセージを伝え、自民党の青森県連の建物の前では「安倍政権は核燃再処理の政策を撤回しろ」とひときわ声高く、みんなで声をあげました。

「全国から集まった阻止ネットの皆さんが、集会で挨拶してくださったのが、とても心強かったです」と地元、生活クラブ青森の棟方千恵子さんは言います。「全国各地から集まってパレードも一緒にしてくれたことは、青森でいつも活動しているみんなの大きな力になったのではないでしょうか」。

六ヶ所村の核燃料再処理関連施設を訪問

山田清彦さんをガイドに六ヶ所原燃PRセンターを見学2日目の4月13日は、青森集会で基調講演した山田清彦さんをガイドに、バスで六ヶ所村に向かいました。バスの窓からは、再処理関連施設をはじめ、核燃料が運び込まれる港、高台にある日本原燃の立派な社員寮と海沿いの町並みの対比が、はっきり見てとれました。またエネルギーの町をうたう六ヶ所には、風車の数も増え、あまりにも大規模なメガソーラーの建設もすすめられ、人の気配があまりない村で異様な気配を漂わせていました。

ツアーの最後には、六ヶ所村で再処理に反対する数少ない一人になってしまった菊川慶子さんの「花とハーブの里」を訪問しました。菊川さんは牛舎を宿泊施設に改造し、若者らを受け入れたり、畑でとれるルバーブをジャムに加工して、仕事起こしに取り組んでいます。

「花とハーブの里」で菊川慶子さんを囲んでツアーに参加した生活クラブ京都エル・コープの細谷みつ子さんは、「六ヶ所はとても遠くて、これまで再処理を遠いことのように感じていましたが、六ヶ所で暮らす人たちの声を聞き、生活そのものを感じることができました。これはやっぱり、来てみて初めて分かることですね」とツアーで受けた強い印象を語りました。同じく関西から参加したエスコープ大阪の岡久美さんは、ツアーを通して「沖縄の辺野古の問題とも共通する国の政府と地方との問題を考えさせられた」と言います。「住民に知らされないまま下北半島の山に米軍がレーダーを建設したり、三沢基地の騒音問題など、再処理のことだけでなく、いろいろと考えるきっかけになるツアーでした。」

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