さようなら原発 さようなら戦争 全国集会に2万5千人が参加
さようなら原発1000万人アクションが主催する「さようなら原発 さようなら戦争全国集会」が9月23日に代々木公園で開催され、全体で約2万5,000人が参加。各地の生活クラブ生協の組合員らも約100人が集会に集まりました。
(2015年11月4日掲載)
原発事故被害者の切り捨てを許さない
生活クラブの参加者たちは、12時からサブステージBの「原発事故被害者の切り捨てを許さない」に集まり、原発訴訟団の武藤類子さん、原発事故で富岡町から北海道に自主避難している宍戸隆子さんらの話を聞きました。
武藤さんや宍戸さんは、「ひだんれん」(原発事故被害者団体連絡会)を結成し、福島県に対して避難者の住宅支援、区域指定、賠償の継続を求めて活動しています。集会の参加者に 「一緒に声をあげ続けて下さい」(宍戸さん)と呼びかけました。
その後、生活クラブの参加者はメインステージへと移動し、沢地久枝さん、大江健三郎さんらの脱原発、反戦、民主主義への闘いを訴えるスピーチに耳を傾けました。
集会後は、代々木公園から渋谷駅を経由して宮下公園までパレードしました。
生活クラブ生協・山梨の組合員たちは、40人乗りのバスをチャーターして集会に駆けつけました。上野しのぶ理事長は、「28人乗りのバスを予約して参加を呼びかけたところ、すぐに定員に達してしまったので、大きなバスに変更しました。何か行動を起こしたいと考えている人びとが多くいることを実感しました」と集会に参加した感想を語りました。