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生協の食材宅配【生活クラブ】
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中国の大豆生産地を視察 「丸大豆醤油」原料のNON-GM大豆の畑を訪問しました!


 
この7月、生活クラブの醤油・味噌の提携生産者と組合員を含む総勢9名が中国を訪問、生活クラブのL’s選定品「丸大豆醤油」の原料となるNON-GM(非遺伝子組み換え)大豆の生産現場を視察しました。消費材の原料となる大豆が、栽培から選別、検査を経て、他の大豆と混ざらないようにようにしっかりと区分して出荷されていることを、あらためて確かめることができました。
 

2008年から中国産有機大豆に切替えて原料を確保

生活クラブ連合会は、消費材から遺伝子組み換え由来の原料を排除する対策を長年にわたって進めてきました。「丸大豆醤油」の提携生産者・タイヘイ㈱では、長らくアメリカ産NON-GM大豆を原料としていましたが、産地事情の変化によって入手が困難となり、2008年からは、味噌の提携生産者である「マルモ青木味噌醤油醸造場」の紹介で中国産のNON-GM・JAS有機認証の大豆に切り替えました。

有機大豆の圃場と選果・選別工程を確認

【7月20日】
有機大豆の農場を視察(吉林省大山鎮農場)


大豆生産者の孫志勇(SUN ZHI YONG)理事長の圃場は、吉林省敦化市内から1時間ほど車で北上した大山鎮にあります。周囲で散布された農薬が付着することがないように、一般栽培の圃場からは隔離されています。たんぱく質と油脂分が多く醤油向きの品種「東農系大豆」と、逆にたんぱく質と油脂分が少なく味噌に向いている「すい農系大豆」の二品種を栽培しています。いずれも自家採種が可能な在来品種で、遺伝子組み換えとは無縁です。

孫理事長は「私たちが作ったものを食べてくれる人と、直接顔の見える関係が作れることは、大きなやりがいにつながります」と、生産者にとっても現地視察の意義が大きいことを語ってくれました。

※出荷形態は50キログラム単位で包装。一時保管場所には「有機原料」との掲示がある

自家採種用の種子圃場を視察(沙河橋郷農場)


敦化市内から30分ほど東の郊外に位置する1,000ヘクタールの農場に向かいました。ここには大豆種子を自家採取する圃場があり、播種用の大豆だけで60品種も生産しているということです。
「有機農業を続けるためには、種を購入する必要のない自家採種のできることがとても重要です」(孫理事長)。

【7月21日】
③出荷される大豆の選別工場を視察(敦化市華力対外経賀有限責任公司大連選別工場)


ここでタイヘイ向け大豆の最終選別・出荷を行ないます。石抜き→比重選別→粒度選別→色彩選別→目視選別と、日本国内と同等の工程を経て計量・包装され、毎月約20トンがタイヘイ㈱へ出荷されます。
 

選別工場の責任者、孫国興(SUN GUA XING)氏は、孫理事長の長男です。


今回の視察では、国外の産地であってもNON-GMの農産物を食べ続ける意志を生産者に直接伝えることを通じ、責任をもって「食べ続ける」ことの大切さをあらためて確認できました。

【2016年9月7日掲載】

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