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川崎市に「保育室ぴよぴよ」がオープン!地域の子育て拠点としての活動へ展開

2016年4月に神奈川県川崎市幸区にある戸手生活館1階に「保育室ぴよぴよ(以下、ぴよぴよ)」がオープンしました。ぴよぴよは川崎市の小規模保育C型(0~3歳未満児・定員10名)の認可を受けた小さな保育室で、園長の田山真代さんを中心に保育・調理スタッフら13人で温かい家庭的な雰囲気の保育室を運営しています。8月末現在、0歳児3人(内、双子1組)、1歳児4人、2歳児1人の計8人の子どもを受け入れています。開設から5カ月、ぴよぴよの様子を田山園長に聞きました。

小規模保育室ならではの良さを活かし、育ち合う

「子どもたちにはゆったりした生活リズムを大切にして、一人一人に向き合い、生活習慣や人とのかかわり方が身につくようにしたいと思っています。また、お迎えのママたちにも“保育室でちょっとひと休み”できる時間をつくり、子育ての悩みも聞けるようにしています。保護者同士の交流も生まれ、自分の子どものことだけでなく、周りの子どもの成長にも気づき、みんなで育てていこうという気持ちを感じます。3歳からは他園に行くので、地域とのつながりも育てていきたいですね。小規模の良さをいかしながら、地域の見守りがある中で子どもを育てていきたいと思っています」

ぴよぴよでは、子どもたちの健康と体調管理に注意を払い、給食やおやつの食材には生活クラブの消費材を使っています。「食物アレルギーの子も多く、栄養士を中心にできる限りの対応を考えています。小さい子どもでも食事の違いは敏感に感じますから、みんなでおいしく楽しく食べられる工夫も必要です」(田山園長)。

あたたかい子育てのできる地域づくりを目指して

「保育室ぴよぴよ」の文字も組合員の手づくり「ぴよぴよ」を開設した場所は、昨年10月まで生活クラブ神奈川の参加型福祉の拠点「生活リハビリクラブ戸手」の介護保険事業所として使われていました。事業所が移転することになり、空いたスペースを活用しようと地域ニーズや事業性などを踏まえて検討した結果、小規模保育所の開設が決まりました。

川崎市の認可を受けたのが2016年1月、3ヶ月後の4月に開園するという短期間での保育室の立ち上げは、「保育スタッフの募集・研修、保育室の改修・整備、入室希望者の対応などが同時進行で、めまぐるしい日々でした。多くの人の頑張りと協力でなんとかできました」と田山園長は話します。生活クラブ神奈川の担当理事・高木孝代さんも「組合員も地域への周知や保育士・調理員・栄養士の募集、カンパなどに協力しました。福祉の拠点として地域に知られた生活リハビリクラブ戸手の場所が保育室に変身することへの期待も大きかったですね」と言います。

川崎市幸区ではマンションの建設が進み、若い子育て世代の住民も増えています。その一方で、地域のつながりが作れず子育てに悩む家庭も多いと言われています。1階が「保育室ぴよぴよ」で、同じ建物の3階では、未就園児と親などを対象とした「はぴふるひろば」の活動が以前から行なわれています。こちらも併せて、あたたかい子育てのできる地域づくりの広がりが、いっそう期待されています。

【2016年9月16日掲載】

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