飯能デリバリーセンター内に「生活クラブ太陽すくすく保育園」開園!
2月27日、埼玉県飯能市にある生活クラブ連合会飯能デリバリーセンター(飯能DC)に事業所内保育所「生活クラブ太陽すくすく保育園」が開園しました。飯能DCは全国の提携生産者から入荷する消費材を組合員に届ける準備などを行なう生活クラブの物流拠点です。ここで働く子育て世代の人たちにより働きやすい環境を提供するのが「生活クラブ太陽すくすく保育園」です。
「生活クラブ太陽すくすく保育園」は、各地の生活クラブが積み重ねてきた地域福祉事業の経験を活かし、食育・木育・親サポートを中心に据えた保育を行なっていきます。
開園に先立ち開かれた内覧会には、温かな日差しが差し込み、木の香りが漂う新しい園舎に関係者が集いました。杉や檜の無垢の材を使った室内に、酒井産業の木のおもちゃなどを揃え、木育を進めます。食育を担うのは、飯能DCで働いている人たちに、食事の提供をしているワーカーズコレクティブキッチン味蕾です。保育や親サポートは、組合員の保育経験者などで作った「ワーカーズコレクティブにこにこ」が担当します。
子育て世代の人たちが働きやすい職場の実現が、生活クラブの子育て支援の理念で運営される「生活クラブ太陽すくすく保育園」に大きな期待が集まります。
【保育理念】
家庭的な雰囲気の中で、子どもたち一人ひとりのすこやかな育ちを見守り、親が人とのつながりの中で楽しく子育てできるよう生活クラブグループでサポートします。
- ●(食育)いのちの源である食べものをバランスよくおいしく食べて、健康な体をつくります。
- ●(木育)木のぬくもりを感じ、人と自然が共生する関係であることを学び、思いやりの心を育てます。
- ●(親サポート)子どもを預けながら安心して働ける環境を整えます。一人で抱え込まない子育てを応援します。
【目標とする子どもの姿】
一人ひとりの子どもを愛情深く見守り、次のような子どもを育てる保育をめざします。
- ●げんきに遊び、たっぷり寝て、おいしく食べられる子
- ●木のおもちゃや身近な自然から豊かな感性と想像力をはぐくむ子
- ●自分らしさを発揮して、自分もおともだちも大切にできる子
【保育方針】
- ●保育環境をととのえます。
- ●一人ひとりを尊重した保育をします。
- ●子どもたちの自主性を大切にし、豊かな感性や探究心を育てる保育をします。
- ●子どもの生活のリズムを大切にした一日の流れをつくります。
- ●周辺の自然環境を活かし、たくさん遊び、たくましい体をつくります。
【2017年3月15日掲載】