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まるごと栃木まつり開催! 栃木の生産者との「提携産地協議会」10周年を記念

2008年2月に発足した『まるごと栃木生活クラブ提携産地協議会』(以下、協議会)は、生活クラブと栃木の提携生産者が互いの立場に踏み込んだ提携関係を結び、資源循環型農業を地域に広げて食料自給率の向上をめざす取り組みを進めるとともに、組合員と生産者の様々な交流事業も行なってきました。構成団体は、生活クラブの米生産者グループ「どではら会」、JAなすの、栃木県開拓農協、箒根酪農協、新生酪農㈱と生活クラブ栃木、生活クラブ東京、生活クラブ連合会です。

組合員と生産者の交流を深め、はや10周年

8月26日、協議会10周年を記念して「栃木のまんなかで大試食会を開こう!」と、宇都宮市のマロニエプラザを会場に大試食会を開催しました。夏休み最後の土曜日ということもあり、地元栃木の組合員や家族がたくさん参加し、栃木の生産者や生活クラブ東京、生活クラブ埼玉の組合員や職員とともに賑やかなまつりとなりました。

10年間会長を務めてきた稲見健夫さんは「栃木が庄内に次ぐ生活クラブの第2の食糧基地となるよう歩んできた」と挨拶し、これまでの活動や今後の課題などが報告されました。会場には10年の歩みがパネル展示され、2010年の口蹄疫問題と2011年の東日本大震災の際の開催は断念したものの、まつりや交流会、生産者を訪ねる旅を開催して組合員と生産者の交流を深め、また、再生可能なエネルギーの創出も進めてきた様子を目で追うことができました。

「まるごと栃木」メニューを堪能

会場内には、ブースごとにおいしい匂いを漂わせた生産者と栃木の組合員が待機し、順番に回っていくと「まるごと栃木」の食事ができあがる仕組みです。黒磯米のごはん、ほうきね牛の焼肉、平牧三元豚のしゃぶしゃぶとウインナー、高原ほうれん草のスムージーと漬物や和え物、梨、パスチャライズド牛乳。食後のデザートにはヨーグルトとアイスクリームも!「ふだん当たり前のように食べている食材ですが、生産者の方々を前にして改めてありがたいという気持ちが湧いてきました」と、加入4年目でお子さん3人と参加した組合員が話してくれました。

どではら会のキャラクター「どてっとさん」が登場すると子どもたちが群がる人気ぶりです。箒根酪農のブースには蛇口のついた牛乳タンクがあり、蛇口をひねると冷たく冷えた牛乳が出てきます。このタンクの冷却装置は、那須塩原市の清峰高校の生徒たちが市と共同で製作したもので、この日が初披露でした。

生産者のみなさんは、「10年たって横のつながりが頼もしくなってきた」「栃木にこれだけの生産者があることをアピールしていきたい」と語り、「耕畜連携」「循環型農業」をめざして生産者の間でも連帯が強まったことが大きな成果だと、口をそろえていました。

昨年からはじまった「3か年計画」では、六次産業へのチャレンジやFEC自給圏*づくりに向けた新しい試みを進めています。最後は生活クラブ栃木の理事長・早川幸子さんの「これからもまるごと栃木を続けていきましょう!」という言葉で締めくくられました。
*F:食料、E:エネルギー、C:ケアの略。内橋克人氏(評論家、旧2012国際協同組合年全国実行委員会・委員長)が提唱。

【2017年9月12日掲載】

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