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台湾・台南市で「アジア姉妹交流会」を開催、野外フェア「下港主婦・塩油会」で台南市民と交流

生活クラブ連合会と、韓国の幸福中心生協(旧 女性民友会生協)、台湾の主婦連盟生協は、1999年に姉妹提携を結び、相互の交流を続けています。今回で17回目となる「アジア姉妹交流会」が、2017年11月10日~12日に台湾の台南市にて開催され、日本からは、連合理事メンバー、事務局の計10名が参加しました。

*写真:野外ステージにて代表挨拶(左)、生活クラブのブースにて

台湾主婦連盟生協「南門店」訪問

初日の10日、台南分社(ブロック)の店舗の1つである南門店を訪問しました。若い運営委員メンバーが活発に活動している店舗です。デポーによく似たつくりで2階は組合員活動のスペースになっています。台湾主婦連盟生協は、約7万人の組合員を抱える台湾唯一の生活協同組合で、台南分社には11店舗、約1万人の組合員がいます。

*写真:南門店の運営委員長(左)と木村庸子連合理事

韓国、台湾、日本の活動報告を共有 

翌日11日午前の報告会では、それぞれのテーマにそって報告を共有しました。

韓国「協同と連帯で、より良い世界を夢見る」
幸福中心ソウル生協 理事長 金 惠敬(キム・ヘギョン)さん

韓国の協同組合間協同の事例として、外食業界で450以上のフランチャイズ加盟店を持つ株式会社が、労働者協同組合「ハッピーブリッジ協同組合」に組織を転換し、幸福中心生協と生活材の共同開発をしていること、韓国の4つの生協団体が協同して民衆交易のための協同組合 “People's Fair Trade Coop” を設立したことが報告されました。


日本「共済と福祉新しいたすけあいの形づくり」
生活クラブ愛知 理事長 丸田 昌子さん

生活クラブからは、共済をはじめとする福祉への取組と新たにはじまる「生活クラブ福祉事業基金」の試みについて報告しました。

 


台湾「台南分社における地域運営の概況」
台湾主婦連盟生協 常務理事 陳 郁玲(ちん・いくれい)さん

互いに共通の悩みである地域運営と人材育成についての報告です。生活クラブの「支部運営のてびき」を参考に委員を発掘し、活動へつなげるための様々な工夫と努力が紹介されました。
 

台湾南部の主婦たちのフェア「下港主婦・塩油会」

11日の午後は漁光島での野外フェア「下港主婦・塩油会」に参加しました。「下港」は、台湾南部の代名詞で、日常生活に欠かせない塩と油をもじって「塩油会」として、「園遊会」(=フェア)とかけています。つまり「台湾南部の主婦たちのフェア」という意味になります。
フェアのテーマは食の教育、環境の持続可能性、ケアの3つで、台湾主婦連盟生協組合員、生産者、環境団体、市民団体などが出展し、台湾の多様な市民活動を見ることができました。生活クラブと幸福中心のブースも設置され、消費材の試食などで来場者にアピールし、台南の組合員や一般市民と触れあう貴重な時間となりました。

三か国文化の交流も

その日の夜は、アジア姉妹会議の恒例イベントである文化交流を行ないました。日本から「ソーラン節」(*写真左上)、韓国から「真実は沈没しない」(セオゥル号の悲劇に抗議する歌)(*写真右上)、台湾から伝統楽器の演奏で一青窈の曲が披露されました(*写真下)

互いに尊敬し、平等互恵、対等の立場で交流を継続

最終日12日の評価討論会では、今回の評価と今後の計画について意見交換を行ないました。日本から2019年以降の開催方法について提案し、2か国の同意を得ました。
両国とは役員がそれぞれ交代する中においても、姉妹提携誓約書のとおり「相手の立場や歴史を尊重し、互いにそれぞれの相違を認識しつつも、互いに尊敬し、平等互恵、対等の立場」として、交流を継続してきました。今後も志を共にするアジアの姉妹として、平和で安心して暮らせる世の中をつくるために連携と協力をさらに深めていきます。

【2017年12月15日掲載】

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