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庄内の福祉コミュニティ構想 中間報告集会「私らしく生ききるまちを参加型でつくるために」が開催されました

生活クラブでは、住み慣れた地域で安心して暮らせる在宅ケアや居場所づくりなどをすすめてきました。これからも地域機能の創出・充実を促進するとともに、新たにもう一つの選択肢として、地方で私らしく生きる「参加型福祉コミュニティ」を山形県酒田市や、庄内地方の提携生産者と検討を始めています。

1月27日、庄内の福祉コミュニティ構想中間報告集会「私らしく生ききるまちを参加型でつくるために―高齢期は自己決定の連続― 」が東京都内で開催され、庄内の暮らしや老い支度に関心のある生活クラブ組合員60名が参加しました。

第一部の講演は、社会福祉法人立川市社会福祉協議会 地域福祉推進課長 山本繁樹さんから、「高齢期は自己決定の連続―地域包括ケアとまちづくり」とのタイトルで、少子高齢化の課題、今後の展望についてお話しいただきました。

「現在の少子高齢社会は、成熟した社会で長生きできる社会です。日本の人口の将来予測では逆三角形の人口ピラミッドになり、75歳以上の方が増えていく社会になっていきます。

日本の健康寿命は世界1位で、医療制度もトップクラスです。一方で介護などを受ける期間が平均で男性9年、女性13年ほどあって、その間をいかに過ごすかが課題になっています。地域ケアの現場では80、90歳で独り暮らしの方の支援が多くなっています。地縁が薄くなっている今、地域にさまざまな場づくりをすることが重要です。人は目的やつながりがあれば、生きていけます。『今日行くところがある』『今日用事がある』『自分を心配してくれる人がいる』という、個人が尊重され、尊厳が護られながら、つながりや交流がある社会・地域です。マンションなどではつながるのは難しいケースも多いですが、さまざまなテーマ型(健康体操、多世代交流など)の集まりも広がっています。

主人公である地域住民が生き生き暮らせる地域をめざし、地域特性を活かし、つながりを作っていきます。高齢になっても、障害があっても共に暮らしていける社会は、誰にとっても暮らしやすい社会です。その可能性をひろげていきたいものです」

第二部の講演テーマ1は、東北公益文科大学准教授 鎌田剛さんから、「参加する暮らしに集うまち~先進事例から学べること」とのタイトルで、参加する暮らしの事例についてお話しいただきました。

「酒田や新潟など地方では、地域に必要な活動をして地域を元気にしている方がたくさんおります。たとえば,地元主婦による2つだけのメニュー食堂やアートにより古民家を再生し、地元の方々が集いの場になっていたりしています。このような参加する暮らしがいま各地で芽吹いています」
 

第二部の講演テーマ2は、酒田市企画振興部部長 阿部勉さんから、酒田市の紹介、生活クラブと酒田市の関係、これからの展望等についてお話しいただきました。

「これからの酒田は楽しみがいっぱい。参加する暮らしの選択肢はたくさんあります。参加する暮らしのために、酒田市がこれから取り組むこと。取り組みの根底となる基本計画を策定しています。霊峰鳥海山を望む庄内平野の恵みに抱かれ、生きがいのある『参加する暮らし』をしてみませんか!」

最後に、今後の取り組みとして「夢都里路くらぶ」と庄内暮らしプロジェクトの今後の活動について案内されました。

※「夢都里路(ゆとりろ)くらぶ」ホームページはこちらから
 http://yutoliro.jp/

※「庄内暮らしプロジェクト」ホームページはこちらから
 https://seikatsuclub-kyosai.coop/shonai/

【2018年2月21日掲載】

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