市民の手による松葉のダイオキシン調査を実施!5月12日にスタート集会を開催【23区南生活クラブ生協】
ごみや産業廃棄物などを焼却する際に発生するダイオキシン類は、強い毒性を持ち、人間の体内にも蓄積されると考えられています。暮らしや健康に直結する問題でありながら、ダイオキシンは目に見えないため行政の調査報告がなければ汚染の実態を知ることはできません。そこで、23区南生活クラブ生協では、市民の手で定期的にダイオキシン調査を行ない、その結果をもとに政策提案やライフスタイルの転換などを呼びかけてきました。
▼ダイオキシンの調査方法
調査方法は、空気中のダイオキシンを蓄積しやすい松葉による調査を採用しています。市民の手で都内の松葉を採取し、検査機関に発送して分析を行ないます。2010年からはダイオキシンに加え、水銀、鉛など12種類の重金属類の調査も行なっているほか、2016年は新たに2種類の有害化学物質(ポリ臭素化ジフェニルエーテルと多環芳香族炭化水素類)の調査も行ないました。
▼市民のカンパ・ボランティアによる調査を実施
松葉のダイオキシン調査には1検体あたり17万円の費用がかかりますが、利害関係による圧力を受けないよう、松葉の採取・分析費用は市民の参加とカンパにより行ないます。今までの調査結果とともに、この活動をより多くの方に知ってもらい参加いただくために、スタート集会を開催します。スタート集会には、どなたでもご参加頂けます。
≪松葉のダイオキシン調査2018・11 スタート集会≫
日時:2018年5月12日(土)10:30~13:00
場所:生活クラブ館 地下スペース
東京都世田谷区宮坂3-13-13(小田急線経堂駅徒歩3分)
講演:池田こみち氏 (株)環境総合研究所 顧問
「食の安全はきれいな空気から」
資料代:200円
主催:23区南生活クラブ生協 松葉のダイオキシン調査2018・11実行委員会
【お問い合せ】
23区南生活クラブ生活協同組合
https://tokyo.seikatsuclub.coop/
【2018年4月26日掲載】