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【放射能検査なるほどコラム】えっ、生活クラブの牛乳は毎日分を検査してるってホント!?

安心で新鮮でおいしい。生活クラブの代表的な消費材のひとつである「牛乳」は、生活クラブでもっとも放射能検査されている食品でもあります。生活クラブだからこそできる牛乳の放射能検査についてご紹介します。

放射能検査は原乳の段階でしっかり実施

生活クラブの牛乳は、千葉・栃木・安曇野の3カ所の自前の牛乳工場で生産されています。福島第一原発事故の影響を勘案して、千葉工場と栃木工場の原乳は毎日分を検査、安曇野工場の原乳は月一回検査しています。工場近隣の提携酪農家から集荷した生乳を、独自の安全基準でチェックし加工処理しているパスチャライズド牛乳です。
牛乳の放射能検査は、製品に加工するまえの原乳の段階で行います。工場から原乳を検査室に直接送ってもらい、精度の高い検査ができるゲルマニウム半導体検出器を使って検査します。生活クラブの牛乳の自主基準値は、国の基準値「50Bq/kg」の10分の1の「5Bq/kg」と、とても厳しい基準です。
千葉工場と栃木工場の場合、原乳は毎日500mlボトルに採取され検査室に送られます。1週間分の7本を混合して週に一度検査にかけています。

牛乳からの放射能は事故直後を除きずっと「不検出」
生産者自身の検査の努力も

2011年3月の東京電力福島第一原発事故の直後は、栃木工場と千葉工場の製品と原乳から放射能の検出がありましたが、その後4月14日の検出を最後に、以後ずっと不検出が続いています。事故後2年間は外部への検査機関へ測定を依頼して、毎日検査を行っていましたが、ずっと不検出が継続されているので、その後、毎日採取したものを1週間分まとめて測る今の方式になっています。

牛乳は小さな子どもを含めた多くの人が日常的に口にする食品なので、高感度の検査を継続し、段階を経ながら、検出下限値を下げるようにしています。
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5年間の検査実績からも、牛乳の放射能が不検出の状態から急に大きな値になるということは、現状ではまずないといえます。

不検出が続けられている理由のひとつに、生産者団体自身が測定器を所有して、エサなどの放射能測定を続けていることがあります。エサとなる牧草などの放射能汚染を生産者自身が調べ、汚染された牛乳を出さないためのノウハウを確立してきた努力が背景にあるのです。

また、生活クラブの牛乳は、指定の生産者以外の原乳が入ることはなく、酪農家まできちんと把握できるので、放射能検査体制もしっかりしたものにできます。遺伝子組み換え対策のためもあり、乳牛が食べる飼料まですべて明らかになっているので、仮に放射能が検出された場合にも、牛やエサなどの特定が容易なのです。一方、一般の大手メーカーの牛乳はいろいろなところから原乳を調達している場合が多いので、このようにはいきません。

生活クラブだからこそ生み出せる
安心でおいしい牛乳を味わってください

牛乳は、生活クラブの中でももっとも多くの回数、検査をしており、毎日分それを続けている消費材なので、放射能検査全体のベースにもなります。万が一何か(新たな原発事故や原子爆弾使用、実験)があったとき、牛乳の検出結果に大きな変化があれば、すぐに異変に気づいて他の食品も含めて調べることができます。ここ5年以上ずっと不検出が続いているからこそ、わずかな兆候でも捉えることができる、定点観測の指標になる消費材と言えるのです。
提携生産者の原乳を使って自前の工場で生産する、生活クラブだからこそ可能な安心で安全な牛乳。ぜひみなさんに、安心しておいしく飲んでいただければと思います。

【2016年11月21日】

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