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目からウロコの話も!「省エネ講座」レポート

生活クラブでは、持続可能な社会をめざして、エネルギーを「減らす、つくる、使う」を柱に活動しています。このうち、自然エネルギーを「つくる」「使う」と共に、大切なのがエネルギーの使用を「減らす」こと。誰もが今すぐ手軽にでき、エネルギーをつくるのと同じぐらいの価値があるのがエネルギーを減らすことができる「省エネ」です。生活クラブではこの省エネを進める活動のひとつとして、各地で組合員向けに「省エネ講座」を開催しています。今回はその様子をご紹介します。

カードを使った「アンペアダウンゲーム」で家電の消費電力を意識

この日、福祉クラブ生協(生活クラブ会員生協・神奈川県)で開催された省エネ講座の参加者は10名ほどの組合員、講師は一般社団法人グリーンファンド秋田 事務局長の鈴木伸予さんです。
まずは「7年前の3.11のときどうしていましたか?」という講師の問いかけから、当時心がけていた省エネのことをあらためて振り返ります。それから「アンペアダウンゲーム」というカードゲームがはじまりました。カードには、一般的な家庭にあるさまざまな家電のイラストが描かれています。「一年の中で一番電気を使う季節・時間帯を想定してそのときに動いている家電のカードを選ぶ」という課題が出され、参加者がみんなで相談して選んでいきます。「朝食がパンならトースター、ご飯なら炊飯器、どちらかよね」「あさバタバタと動いているときはこたつには入らないのでは?」などにぎやかに話し合った末、数枚のカードが選ばれました。このカードを裏返すと、その家電のアンペア数が書いてあり、すべてのアンペア数を合計すると60アンペア以上ありました。これは、もし家庭の契約アンペア数が30や40だった場合、これらの家電を一度に使うとブレーカーが落ちてしまう状態ということです。思っていた以上に消費電力が高い家電もあり、驚く参加者もいました。講師からは、トースター、炊飯器、ドライヤー、電気ストーブ、ホットカーペットなど「電気を熱に変えるものがアンペアが高い」という説明がありました。家電のアンペア数のことを少し意識するだけでも省エネにつながるということに、参加者は納得の表情を浮かべました。

無駄な発電所をつくらないために契約アンペア数の見直しも大事

さらに資料を見ながら、具体的な省エネの方法を考えていきます。東京電力の「電気ご使用量のお知らせ」を例に、契約アンペア数について講師が説明します。契約アンペア数というのは電気使用量のピークを表します。契約アンペア数が大きくなればそれだけ電力会社が発電所をつくり電気を準備しておくことが必要なので、契約アンペア数を適切なものにすることが大事だそうです。参加者の中には「うちは2人暮らしなのに60アンペアで契約している」などと気づく人も。講師によると、子どもが独立しても子どもがいたときの大きな契約アンペア数のままという人は多いそう。電気料金を引き落としにしていると「買っている」意識がなくなりがちですが、契約アンペア数が倍になると基本料金も倍になる(東京電力の場合)ので、契約アンペア数を見直すことは節約になるとの説明がありました。

「家庭で一番電気を使っている家電は?」に驚く参加者

地球温暖化の原因として大きな問題になっている二酸化炭素の話題も取り上げられました。家庭からの二酸化炭素排出量の約半分は電気からだそう。そして、電気使用量が多い家電は、①冷蔵庫 ②照明 ③テレビ ④エアコンの順で、この4つだけで家庭の消費電力の半分近くを占めるという説明がありました。これには、参加者みんなが驚いていました。特に冷蔵庫は24時間365日使っているため消費電力が大きく、その分、省エネ型に買い替えると大きな効果が感じられるとのこと。参加者の中には、冷蔵庫を2台持っていて、古い冷蔵庫も貯蔵庫代わりに使っているという人もいて、それをやめるとかなり電気代が変わるだろうというアドバイスを受けていました。

これからは自然エネルギーを使った電気が重要に

講座の最後に、自然エネルギーによる電気についての話がありました。温暖化により、台風による被害が増えたり、海面が上昇することによって土地が水没するなどの問題が懸念されている今、二酸化炭素を排出する化石エネルギー(天然ガス・石炭・石油など)による発電から、自然エネルギーによる発電へとシフトするのは、世界的な潮流であるとのこと。そんな中、自然エネルギーの割合が高い電気を共同購入できるのが生活クラブでんきだという紹介がありました。電力小売自由化が始まり、さまざまな会社に契約を切り替えている人も増えていますが、価格やサービスなどのメリット以外に、「電源構成がどんなものか」「自然エネルギーを重視しているか」も、電気を選ぶ重要なポイントとなります。

「目からウロコ」「参加してよかった」という感想も

2時間弱の講座を受けた参加者に感想を聞くと「目からウロコの話がいっぱいだった」「自分の家の契約アンペア数をずっと無駄に大きくしていたのを反省した」「これからは省エネを意識して家電を使えそうなので参加してよかった」などの声が聞かれました。電気は毎日使う、生活に密着したものですが、誤解していることや意外に知らないことも多く、このような省エネ講座の果たす役割は大きいようです。

生活クラブは今後も持続可能な自然エネルギー社会をめざし、生活クラブでんきの普及と省エネを進めていきます。

【2018年4月9日】

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