都内の生協で初めての児童発達支援・放課後等デイサービス事業の取組みを開始
生活クラブ東京が開設した「生活クラブ あのねのお家」は、「児童発達支援」、「放課後等デイサービス」の取組みを行なう事業所です。東京都内の生協として初めて、2018年11月より稲城市で事業を開始しました。
子どもたち一人ひとりが安心できる居場所をつくる
子どもたちの性格や得意不得意、成長のペースなどは、一人ひとり様々。ですがどんな事情があったとしても、一緒に当たり前に暮らし・育つ権利が子どもたちには保障されています。その一方、誰もが一緒に暮らし・育つ体制は、残念ながらまだ十分とはいえない状態です。生活クラブ東京では、日常生活に難しさを抱える子どもたちやその親を支援しようと、稲城市に「生活クラブ あのねのお家」を開設しました。
「あのねのお家」は、障がいのある子どもや発達に特性のある子どもたちを対象に、それぞれの発達の度合いに合わせて、必要な遊びや生活、社会参加の機会を提供しています。その柱となるのは「児童発達支援」事業と「放課後デイサービス」事業の2種類。
「児童発達支援」は概ね3歳から就学前の子どもたちが対象です。午前9時半~午後3時半までの時間を通して、食事や排せつ、着替えなど、基本的な生活習慣の獲得を目指し、行事や各種創作活動などを楽しみながら社会性などの発達を促します。
「放課後デイサービス」は、小学生以上の子どもたちが対象。平日の開所時間は午後2時~6時で、学校が終わった子どもたちが過ごします。学校に通えない時には、午前中からここで過ごすことも可能。季節の行事や野外活動などの“楽しい遊び”を通して子どもたちを支援していきます。また、子ども同士が同じ時間・空間を共有する仲間として、お互いを尊重し合うことも大切にしています。
「あのねのお家」は、障がいのある子どもや発達に特性のある子どもたちを対象に、それぞれの発達の度合いに合わせて、必要な遊びや生活、社会参加の機会を提供しています。その柱となるのは「児童発達支援」事業と「放課後デイサービス」事業の2種類。
「児童発達支援」は概ね3歳から就学前の子どもたちが対象です。午前9時半~午後3時半までの時間を通して、食事や排せつ、着替えなど、基本的な生活習慣の獲得を目指し、行事や各種創作活動などを楽しみながら社会性などの発達を促します。
「放課後デイサービス」は、小学生以上の子どもたちが対象。平日の開所時間は午後2時~6時で、学校が終わった子どもたちが過ごします。学校に通えない時には、午前中からここで過ごすことも可能。季節の行事や野外活動などの“楽しい遊び”を通して子どもたちを支援していきます。また、子ども同士が同じ時間・空間を共有する仲間として、お互いを尊重し合うことも大切にしています。
地域に暮らす、意志あるスタッフたちによって運営されています
「あのねのお家」の開設はそもそも「生活クラブ東京でも、障がい者支援に取り組んでほしい」という組合員の声がきっかけでした。また、稲城市では放課後等デイサービスが不足しており、地域から求める声もありました。
「あのねのお家」で働くスタッフは組合員を中心によびかけ、障がいのある子どもたちのために何かできることがあれば関わりたいと参加したメンバーで、ワーカーズ・コレクティブの一般社団法人「ACT稲城たすけあいワーカーズこんぺいとう」のメンバーでもあります。
ワーカーズ・コレクティブ(以下、ワーカーズ)は、そこで働くメンバーが、雇用・被雇用という関係ではなく、誰もが平等な関係のもとに働くことを目的にした事業体です。各地で様々なワーカーズが起業されていますが、その事業は子育て支援や訪問介護、地域の方の居場所づくりなど、地域に暮らす人たちの生活要求に沿ったものが主流です。望ましい方向に地域社会を変えていこうと、そこに暮らす人自らが起業することがほとんど。
「あのねのお家」もそのようなワーカーズによって、誰が上に立つのではなく、意志あるスタッフたちが参画して運営するというスタイルをとっています。
「あのねのお家」で働くスタッフは組合員を中心によびかけ、障がいのある子どもたちのために何かできることがあれば関わりたいと参加したメンバーで、ワーカーズ・コレクティブの一般社団法人「ACT稲城たすけあいワーカーズこんぺいとう」のメンバーでもあります。
ワーカーズ・コレクティブ(以下、ワーカーズ)は、そこで働くメンバーが、雇用・被雇用という関係ではなく、誰もが平等な関係のもとに働くことを目的にした事業体です。各地で様々なワーカーズが起業されていますが、その事業は子育て支援や訪問介護、地域の方の居場所づくりなど、地域に暮らす人たちの生活要求に沿ったものが主流です。望ましい方向に地域社会を変えていこうと、そこに暮らす人自らが起業することがほとんど。
「あのねのお家」もそのようなワーカーズによって、誰が上に立つのではなく、意志あるスタッフたちが参画して運営するというスタイルをとっています。
「あのねのお家」の4つの基本理念
「あのねのお家」では国連が採択し、日本も批准する「子どもの権利条約」「障がい者の権利条約」に基づき、以下の4つの基本理念をかかげています。
1. 将来の自立に向けた発達支援
子どもが持つ力・可能性を引き出し、最大限の発達ができるよう、年齢・成長に応じた環境構成を考えていきます。安定した食事や生活習慣を身に付け、安心できる大人や仲間との関係のなかで、 わくわくドキドキする遊びや活動、ときには休息を提供します。
2. 家族を含めたトータルな支援
子どもの育ちの場が、家庭から地域社会へシフトしていくにともなって、保護者が子どの発達や自立を応援するチームの一員になれように、子どもと距離感や関係性変化させていくために必要な支援を共に考え、取り組みます。
保護者支援 ・きょうだい保護者支援
3. 子どものライフスタイルに応じた一貫した支援
関係機関の連携、教育(学校)と福祉事業所が連携し、子どもと家庭の育ちに関するライフストーリーを一緒につくりあげていきます。
4. 身近な地域における支援
身近な地域で必要な支援がつながるように関係機関と連携します 。
このような理念に基づき、家族や地域社会など、おおぜいの人たちの中で、子どもたちが豊かに育っていける地域社会づくりを行なっていきます。
1. 将来の自立に向けた発達支援
子どもが持つ力・可能性を引き出し、最大限の発達ができるよう、年齢・成長に応じた環境構成を考えていきます。安定した食事や生活習慣を身に付け、安心できる大人や仲間との関係のなかで、 わくわくドキドキする遊びや活動、ときには休息を提供します。
2. 家族を含めたトータルな支援
子どもの育ちの場が、家庭から地域社会へシフトしていくにともなって、保護者が子どの発達や自立を応援するチームの一員になれように、子どもと距離感や関係性変化させていくために必要な支援を共に考え、取り組みます。
保護者支援 ・きょうだい保護者支援
3. 子どものライフスタイルに応じた一貫した支援
関係機関の連携、教育(学校)と福祉事業所が連携し、子どもと家庭の育ちに関するライフストーリーを一緒につくりあげていきます。
4. 身近な地域における支援
身近な地域で必要な支援がつながるように関係機関と連携します 。
このような理念に基づき、家族や地域社会など、おおぜいの人たちの中で、子どもたちが豊かに育っていける地域社会づくりを行なっていきます。
■施設概要■
施設名:生活クラブ あのねのお家
所在地:東京都稲城市東長沼1741-1
電話・FAX:042-401-5556
※日曜・祝日、12/29~1/3はお休みとなります。
■児童発達支援(1階)
対象年齢:3歳児から就学前のお子さん
営業時間(サービス提供時間):9時30分~15時30分
■放課後等デイサービス(2階)
対象年齢:小学校以上のお子さん
営業時間:10時30分~18時00分*
*サービス提供時間
1. 月~金 14:00~18:00(授業終了後)
2. 土曜日、学期休み、学校行事の振替休み等は、10:00~17:00
3. 10:30~12:00 学校に通えないお子さんの時間
詳細は、こちらから
https://tokyo.seikatsuclub.coop/service/care/anonenoouchi.html
施設名:生活クラブ あのねのお家
所在地:東京都稲城市東長沼1741-1
電話・FAX:042-401-5556
※日曜・祝日、12/29~1/3はお休みとなります。
■児童発達支援(1階)
対象年齢:3歳児から就学前のお子さん
営業時間(サービス提供時間):9時30分~15時30分
■放課後等デイサービス(2階)
対象年齢:小学校以上のお子さん
営業時間:10時30分~18時00分*
*サービス提供時間
1. 月~金 14:00~18:00(授業終了後)
2. 土曜日、学期休み、学校行事の振替休み等は、10:00~17:00
3. 10:30~12:00 学校に通えないお子さんの時間
詳細は、こちらから
https://tokyo.seikatsuclub.coop/service/care/anonenoouchi.html