本文へジャンプする。
本ウェブサイトを利用するには、JavaScriptおよびスタイルシートを有効にする必要があります。
ここからサイト内共通メニューです。

第12回 新機軸・魚柄仁之助 ピーナッツ・バター

ピーナッツ・バターってすり潰したピーナッツと
バターを混ぜたもの…と思っていませんか?
ところがもともとはピーナッツだけで、
バターは入っていなかったのよ
炒ったりゆでたピーナッツをすり潰すと
バターみたいなネトネトになります
そこに塩や砂糖、香辛料を加えたのが
本来のピーナッツ・バターでした
市販の「殻付き落花生」で作れる100%植物性の
バター(もどき)を作ってみましょかね

ピーナッツ・バターの作り方
殻付きピーナッツの薄皮まで剥いて包丁で細かく刻みます
刻んだピーナッツをすり鉢でとことんトコトンすり潰し
ネットリとしたペースト状にします
このペーストに塩と甘味料(砂糖.ハチミツ.メープルシロップなど)で味付けをします


元祖ピーナッツ・バターのレシピ


1936年の料理本にはこのような図版も掲載されていました

主婦之友1936年8月号附録「家庭で出来る食料品の作法三百種」より
なーるほど!まずはフライパンで「なんきんまめ」を
炒るところから始めていたんですね
炒った後、すり鉢ですっていますが、次のイラストのように
挽肉器を使うこともありました

主婦之友1936年8月号附録「家庭で出来る食料品の作法三百種」より
現代ではハンドミキサーなど、文明の利器も使えますね

ピーナッツ・バターの使い方

・なにはともあれ、トーストに塗ってみてくださいまし
 本物のバターとは別物のおいしさ
 こってりとしたコクにびっくりしますよ
・レモン汁とマスタードと塩を加えますととろ~んとした
 ドレッシングができる
・ミソと混ぜ、みりんや出汁で伸ばすと、しゃぶしゃぶのつけダレ
・ゆでたてのパスタを和えるとコクのあるピーナッツ・パスタ
・ゴマ和えのゴマ代りに使えます

・・・・・・・・・・・・

絞った油と搾らぬ油

低脂肪、中性脂肪、体脂肪…目に飛び込んでくる
食品表示で気になるのが「脂肪」という文字です
なんとな~く「脂肪は体に良くないんだ」と思いがちですが
元来ヒトは食糧不足による飢餓に備えて体に脂肪を
蓄えるようにできていますから
摂り「過ぎ」は良くないけど「不足」も困ります
一番上の写真に出ているピーナッツから絞れる油って
茶さじに一杯そこそこしか取れません
私達は液体になった油ばかり見て、
「脂肪分を減らさなきゃ!」と思っていますが
液体の油をちょっぴり使うより
ピーナッツをたっぷり使う方が
脂肪分の摂取は少ないんですねー
ノンオイルとか、ローファットなどの宣伝に惑わされず
落花生、胡麻、クルミをすって使うのが
コクがあるのに低脂肪の食生活だったのです
日本の山村では胡桃、落花生、荏胡麻などをすって
和え物にして食べていました。

・・・・・・・・・・・・

  お・ま・け
ピーナッツ刻むのいやだぁ~
擂鉢で摺るのはもーっといやあ~だぁー
と、駄々をこねるア・ナ・タ
そんなあなたにはこれ、黄粉とバターを
混ぜるだけの黄粉バターでどーだっ
 黄粉バター
黄粉とバターを一対一で混ぜるだけ
これはこれで旨いけどネ

・・・・・・・・・・・・

  編集後記

 このようなSOSが届きました
ペーストのみを買って、ニンジンの和え物などに使ったり、冬は牛乳にとかして飲んだりしていました。
炒めものにもありなのでしょうか…できればいろんな使い方をご享受いただきたいですね。
なぜなら、飽きて冷蔵庫の中にそのまま置いてあるという場合もあるのではと思ったからです。

市販の落花生ペーストを購入したものの、冷蔵庫の中でじーっと冬眠していたようですね。よくある話です。このような「気になってしょうがない」ピーナッツ・バターを一気にご馳走にしてしまえる落花生汁粉のレシピが1952年の「お惣菜料理集」という料理本に載っていました。
「ピーナッツバターを鍋に取り・・・・・・」
(このつづきは、冬にでも)
Hの「やってみました!」ピーナッツバター

「ピーナッツバターを鍋にとり、水を少しずつついでなめらかに溶きのばし、砂糖と塩を加えて火にかけ、さっと煮立てます」って、先生!ここまで読んだら、その後何ができるのかみんな気になっていると思います!
おいおい、種明かしがあるのですね。

さて、私が住むのは落花生の生産地の千葉県です。
近所の農産物直売所では落花生はもちろん、砂糖が入っていない「ピーナッツバターペースト」も売っています。以前このペーストを買ったものの、量は多いし、使い方がわからず冷蔵庫の肥やしになりました。
今回はどうでしょう……。

落花生の殻を割り、薄皮を剥きます。実は、薄皮を剥くか、剥かないか、夫と論争になりました。薄皮は栄養が豊富らいしですが、やはり苦い味がしますので私は剥くことにしました。

ミキサーにかけたら、ピーナッツ粉のできあがり!

まず、食パンにぬって食べたい!
メープルシロップを混ぜて、練る。分量は適当です。メープルを多めにするとゲル状になって塗りやすいです。
バターが入ってなくてもバターという意味がわかりました!
コクがあり香りもいい!やみつきになります。
次、そうめんのタレにしたい!
夏本番。ちょっとそうめんにも飽きてきたので、タレを変えてアレンジ。
めんつゆ、ミソ、ピーナッツ粉をまぜ、水で濃さを調節します。

こ、これは発見です!そうめんのタレにも、豆腐、サラダにかけてもよさそうです。同様にすれば、ゴマやクルミでも同様のタレができるのでは? 
少量から作れるので、「使い切れない」とプレッシャーにならないのがいいところ。

双子もピーナッツアレルギーがないので、食べてみて、豊かな香りと美味しさに大興奮。市販のものを食べてくれなったらどうしようと、内心ビビり気味です。

生活クラブをはじめませんか?

40万人が選ぶ安心食材の宅配生協です

本文ここまで。
ここから共通フッターメニューです。
共通フッターメニューここまで。