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北海道の生産者と「懇話会」を開催しました 消費者と生産者、生産者同士がつながる契機に


北海道は農業・漁業ともに都道府県別の産出額が最も大きく、日本全体にとっても、また生活クラブにとっても重要な食料の一大産地です。

9月4日、生活クラブ連合会が呼びかけた「北海道生産者懇話会」が札幌市内で開催されました。
生活クラブの組合員代表と14の北海道内の提携生産者が一堂に会し、生活クラブ連合会の活動方針を共有し、生産者が抱える課題や展望を語り合いました。

北海道の生産者とさらに強くつながるために

2018年度の食料自給率(カロリーベース)は前年度比1ポイント低下の37%(農水省発表)。食料自給率が下がり続けるなか、国内自給力の向上を中心課題とする生活クラブにおいても、今まで以上に提携生産者との結びつきが求められています。

生活クラブでは、ものの売り買いだけではない、生産者との顔の見える関係をめざしてきました。しかし長年の提携のなかで世代交代がすすみ、人と人とのつながり大事さをあらためて意識されるようにもなってきました。

北海道は広大で、生産者が一堂に会する機会をなかなか持ちにくいのが実状です。そこで生活クラブでは業種をまたいでおおぜいの生産者に呼びかけ、生活クラブと生産者が互いを知り合うきっかけを作ろうと考えました。

情報共有と意見交換を重ねて関係の深化を

懇話会では各生産者と生活クラブとの提携の歴史を共有し、それぞれの生産者から事業の概略紹介とともに現状と課題などが報告されました。特に、高齢化や若者の都市部への流出による後継者不足、人手不足など共通の課題が浮き彫りになりました。

生産者同士の関係づくりのきっかけに

水産加工会社・株式会社NSニッセイの社長、松田さゆりさんは、業種を超えた生産者同士の関係づくりに期待しています。「北海道はとても広いので、他業種の製造現場の方に直接会える機会はなかなかありません。今回、農協や漁連だけでなく、その先の現場の生産者の話が聞けたのは大きな収穫でした。現場の課題や将来の不安など、共通点が多いこともわかりました。1社では無理でもさまざまな業種の生産者が集まればできることも広がります」

松田さんは1年前に社長に就任し、その2カ月後に北海道胆振東部地震が起きて自社工場も停電などの被害に見舞われました。その経験を通して、生産者同士や消費者との横のつながりの大切さを改めて感じたということです。

北海道の生産者を支えたい

生活クラブ組合員の山本重美さん(生活クラブ京都エル・コープ)は、「生産現場の人手不足や物流の困難さなどは生産者に共通する深刻な課題。でも生活クラブと生産者同士が手を組めば、できることがあるのでは」と話します。

加瀬和美さん(生活クラブ東京)は、「広大な土地に点在する生産者同士の協力は簡単ではないと感じました。私たちにとって大切な北海道の生産者を支えるには組合員が生産に直接参加する『夢都里路(ゆとりろ)くらぶ』のようなしくみが必要では」と、組合員自身に引き寄せて今後できることを模索しています。

今後も生活クラブはそれぞれの生産者とはもちろん、提携生産者どうしの情報共有もすすめながら、いっそうの関係強化をすすめます。

北海道生産者懇話会の参加生産者
北海道チクレン農業協同組合連合会 中春別農業協同組合 株式会社NSニッセイ 東しゃこたん漁業協同組合 北海道漁業協同組合連合会 雄武漁業協同組合 ぐるめ食品株式会社 JAたきかわ、とんぼの会 JAこしみず 木田製粉株式会社 全国農業協同組合連合会 ホクレン農業協同組合連合会 みついし昆布株式会社 コーミ株式会社、沼田町
【2019年9月30日掲載】

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