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「アジア姉妹会議・代表者会議」を山形県庄内地方で開催 FEC自給からSDGsへ


 
生活クラブ連合会と台湾の主婦連盟生協、韓国の幸福中心生協連合会(旧 女性民友会生協)は1999年に姉妹提携を結んで以来、お互いの活動を学び合う交流を続けています。
今年は生活クラブ連合会が主催となる「アジア姉妹会議・代表者会議」を9月18日~21日に山形県庄内地方で開催しました。会議には台湾、韓国の生協役職員、生活クラブ連合会理事など24人が参加しました。

今回開催した「アジア姉妹会議・代表者会議」は、これまで20年のあいだ継続してきた「アジア姉妹会議」を、より中身の濃いものとするためにシンポジウムの事前準備の場として計画したものです。さらに、この間シンポジウムのテーマとしてきた「FEC自給ネットワーク(*)」の集大成として、庄内地域でのFEC自給の実践を見学しました。
(*)生活に欠かせない「食(Food)」「エネルギー(Energy)」「福祉(Care)」のしくみを自分たちでつくりだす社会をめざす構想。内橋克人氏(評論家、旧2012国際協同組合年全国実行委員会・委員長)が提唱。委員長)が提唱。

「代表者会議」で議論する議題は、①三か国生協の活動と事業状況の報告共有と2020年シンポジウムの企画検討の2つです。

議題①「活動と事業状況の報告」では、台湾主婦連盟は生協設立26年目で組合員数7万5千人、組合員数・利用高とも増加していること、新たな試みとして総代選挙に電子投票を導入したことなどが報告されました。韓国の幸福中心生協は女性団体の「女性民友会」を母体に30年前に設立、現在12の会員生協をかかえる組合員数3万8千人の連合会組織であること、早朝宅配など一般のネット販売との競合により、生協陣営は苦戦していることなどが報告されました。さいごに生活クラブから、生協設立50年を経た現在、全国で組合員約40万人、33の会員生協をもつ連合会組織となったこと、「FEC自給ネットワーク」を全ての地域に広げていることが報告されました。

議題②は、今回の代表者会議のメインになる議案です。まず、次回以降のシンポジウムのテーマとした「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」(*)について学び、各国での取り組みを共有しました。その後に次回2020年のシンポジウムでの具体的なテーマについて議論し、メインテーマは、「SDGs」17のゴールのうち、12番目の「つくる責任つかう責任」とし、サブテーマは、169のターゲットのうち、「持続可能な資源利用」(12.2)と「廃棄物の削減」(12.5)の2つとすることで合意しました。さらに、来年のシンポジウムでは、組合員が具体的に行動できる指針や共同宣言についても検討していくことを確認しました。
(*)2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の略称。17のゴールと169のターゲットから構成

庄内地域の「FEC自給」見学では、台湾や韓国の参加者から、「FECの概念を形として確認することができた」、「50年間の活動の大きな成果」、「訪問先での歓迎に感謝する」との感想が述べられました。

また、座長を務めた藤田ほのみさん(生活クラブ神奈川理事長)は、「代表者会議で互いの組織がどういうものか共有ができ、理解が深まった。国の法律や住んでいる地域の違いもあるが、大事にしていることは同じだと思う。来年のシンポジウムがよいものになるよう準備をすすめていきたい」と締めくくりました。

【2019年11月22日掲載】
 

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