消費者がつくる生活クラブ生協のお店「デポー浦和」 3月20日のオープンに向け活動中!
生活クラブ生活協同組合・埼玉(以下生活クラブ埼玉)は、JR浦和駅西口からほど近くに「デポー浦和」を建設中です。「デポー」は、生活クラブ生協の食材や生活雑貨などを、実際に手にとれる生協のお店。消費者である組合員自らが運営しているのが特長で、埼玉県内で初の出店となります。
現在、3月20日(金・祝日)のオープンに向け、生活クラブ生協の消費材※の試食・試飲ができる「デポー市」をはじめ、さまざまなイベントを開催しています。
※生活クラブでは、消費生活に必要な「材料」としての質を第一に考えて、扱うしなものを「商品」ではなく「消費材」と呼んでいます。
生活クラブ生協の組合員がつくるお店「デポー」
センター南デポー(神奈川県横浜市)の店内。新鮮な野菜や生活クラブオリジナルの食材が数多く並びます。
生活クラブ生協が運営するお店「デポー」は、2020年1月現在、東京、神奈川、千葉にあわせて41店舗あります。デポー第一号店「すすき野デポー」が神奈川県横浜市にオープンしたのは1982年。以来、各地域でそこに暮らす生活クラブ組合員が中心になって作ってきました。ライフスタイルが多様化する現在、配送とは異なるもう一つの生活クラブの利用方法として定着しています。
デポーの一番の特徴は、お店の建設から運営まで生活クラブ生協の組合員が自分たちで行なうこと。建設エリアの決定から店内のレイアウト、どんな催事を行なうかなども組合員同士の話し合いで決めていきます。そのため、地域に住む組合員たちのリアルな声を反映したお店づくりが可能です。
また、店頭に並ぶ食品や生活雑貨など、そのほとんどが生活クラブのオリジナル品。不要な食品添加物を使わない、調味料などは繰り返し使えるびん容器にするなど、食の安全や環境に配慮したものばかりです。地場野菜や近郊の市場から仕入れた旬の鮮魚など、地域の特色が出るデポーならではの品目も揃っています。
デポーのなかには、料理教室や学習会などのイベントができるスペースが併設されているお店もあり、一般的なスーパーマーケットとも違う地域のコミュニケーションの場としても機能してきました。
生活クラブ生協が運営するお店「デポー」は、2020年1月現在、東京、神奈川、千葉にあわせて41店舗あります。デポー第一号店「すすき野デポー」が神奈川県横浜市にオープンしたのは1982年。以来、各地域でそこに暮らす生活クラブ組合員が中心になって作ってきました。ライフスタイルが多様化する現在、配送とは異なるもう一つの生活クラブの利用方法として定着しています。
デポーの一番の特徴は、お店の建設から運営まで生活クラブ生協の組合員が自分たちで行なうこと。建設エリアの決定から店内のレイアウト、どんな催事を行なうかなども組合員同士の話し合いで決めていきます。そのため、地域に住む組合員たちのリアルな声を反映したお店づくりが可能です。
また、店頭に並ぶ食品や生活雑貨など、そのほとんどが生活クラブのオリジナル品。不要な食品添加物を使わない、調味料などは繰り返し使えるびん容器にするなど、食の安全や環境に配慮したものばかりです。地場野菜や近郊の市場から仕入れた旬の鮮魚など、地域の特色が出るデポーならではの品目も揃っています。
デポーのなかには、料理教室や学習会などのイベントができるスペースが併設されているお店もあり、一般的なスーパーマーケットとも違う地域のコミュニケーションの場としても機能してきました。
デポー浦和を、誰でも気軽に立ち寄れる場所にしたい
デポー浦和のオープンに向けた活動には、多くの生活クラブ組合員が参加しています。組合員による「浦和西エリアデポー建設委員会」(以下、建設委員会)が設立され、そこでの話し合いに基づき活動が進められています。建設委員会のメンバーの1人、生活クラブ埼玉の理事・望月亜紀子さんはデポーができることを地域の方々にお知らせし、新しい組合員を募る活動を進めるうち、様々な出会いがあったと語ります。
デポー浦和の建設をすすめる組合員の一人・望月亜紀子さん
「子育て世代からシニア世代まで、幅広い年代の方たちとの出会いを重ねるうちに、こういう方たちみんなが気軽にふらっと立ち寄ってもらえるお店をつくりたいと考えるようになりました。お買い物だけでなく、ここに来ればみんなとおしゃべりができる、いわゆる井戸端のような場所にしていきたいと思っています」。そのための立地にも恵まれたとか。「お店の場所は『調(つき)神社』の向かい。この神社は、初詣やお祭りなどで多くの人が訪れる、特に地域の人にとってなじみ深い場所です。そんな立地もデポー浦和の存在を身近に感じてもらう一つになっていると実感しています」。
デポー浦和のオープンをお知らせする、もう一つの活動に「デポー市」があります。毎週末に店舗建設地で開催している、生活クラブ生協の食材をお試しできる機会です。回を重ねるごとに、生活クラブの食材の良さや考え方などが伝わり、組合員になる方が増え、そこからさらに輪が広がっていると望月さんは語ります。
「飲食店を営む方から鮮魚の仕入れ先の情報をいただいたり、浦和駅のそばにあるお豆腐屋さんからの仕入れが決まったりと、地域の方たちに支えられながらのお店づくりが具体的に進んできています。浦和デポーには生活クラブ組合員たちが起業したお弁当屋さんの手づくり弁当が並ぶ予定です」。そのお弁当の材料には生活クラブの食材を使用。安心でおいしいと評判だそうです。
デポー浦和のオープンをお知らせする、もう一つの活動に「デポー市」があります。毎週末に店舗建設地で開催している、生活クラブ生協の食材をお試しできる機会です。回を重ねるごとに、生活クラブの食材の良さや考え方などが伝わり、組合員になる方が増え、そこからさらに輪が広がっていると望月さんは語ります。
「飲食店を営む方から鮮魚の仕入れ先の情報をいただいたり、浦和駅のそばにあるお豆腐屋さんからの仕入れが決まったりと、地域の方たちに支えられながらのお店づくりが具体的に進んできています。浦和デポーには生活クラブ組合員たちが起業したお弁当屋さんの手づくり弁当が並ぶ予定です」。そのお弁当の材料には生活クラブの食材を使用。安心でおいしいと評判だそうです。
デポーの組合員を募る活動を進める仲間も増えきました。その一人、後藤美絵さんは、子育てをしながら活動に参加。デポーのオープン後は、店舗運営を担うワーカーズコレクティブ「つきうさぎ」で働くことを決めたといいます。
「最初は自分がデポーで働くことになるとは思いませんでした。デポー建設に向けた様々な活動を経験するうち、デポーは小さな子どもがいても働きやすい職場だとわかってきて。現に今、活動中に周囲の心強いサポートを受けています。今はデポー市で食材の紹介をしたり、チラシをまいたり、東京にあるデポーで研修したりと、みんなでオープンを楽しみにしながら着々と準備をすすめています」。
「最初は自分がデポーで働くことになるとは思いませんでした。デポー建設に向けた様々な活動を経験するうち、デポーは小さな子どもがいても働きやすい職場だとわかってきて。現に今、活動中に周囲の心強いサポートを受けています。今はデポー市で食材の紹介をしたり、チラシをまいたり、東京にあるデポーで研修したりと、みんなでオープンを楽しみにしながら着々と準備をすすめています」。
後藤美絵さん。デポー市で息子さんと一緒に
デポー浦和の建設予定地で開催しているデポー市。デポーで扱う一つひとつの品物をていねいに説明します。
建設委員会の様子。参加メンバーみんなで活発に意見を交換します。
3月20日のオープンに向けてイベント開催中
これからオープンまで、毎週末のデポー市に加え、試食会や生産者との交流会、食育講座などのイベントを毎週開催して、生活クラブの材やデポーの魅力を伝えていきます。
安全で安心、そしておいしい食材が手に入るのはもちろん、憩いの場、そして働く場としても、浦和の街に住む方々に親しまれるお店をめざしています。今からデポー浦和の楽しく・活気のある雰囲気が感じられる各種イベントへ、ぜひお越しください!
■デポー浦和の詳しい情報はこちら
安全で安心、そしておいしい食材が手に入るのはもちろん、憩いの場、そして働く場としても、浦和の街に住む方々に親しまれるお店をめざしています。今からデポー浦和の楽しく・活気のある雰囲気が感じられる各種イベントへ、ぜひお越しください!
■デポー浦和の詳しい情報はこちら
【2020年2月7日掲載】