首里城再建カンパ 組合員約32,000人の寄付金2,873万円を沖縄県へ贈呈
生活クラブ連合会(本部:東京都新宿区・代表理事会長 伊藤由理子、以下生活クラブ)では、11月25日、生活クラブの代表らと沖縄県の生活クラブと提携する生産者の代表らが沖縄県庁を訪問し、約32,000人の組合員から集まった寄付金 計2,873万円の目録を玉城デニー知事へ手渡しました。
生活クラブでは長きにわたり、沖縄県産の食品・生活用品を取り扱ってきました。特に沖縄の海水を原料とした食塩や県産サトウキビから作った砂糖はその味と品質の良さから、組合員の日々の食を支える大切なものになっています。この40年間で農産物、海産物、伝統食材など、現在では8事業者との提携に広がっています。組合員と沖縄の生産者との交流は年々深まり、組合員らが当地の歴史や文化を学ぶ機会にも発展しました。
2019年10月に起こった首里城正殿含む8棟の焼失という大きな出来事を受け、2020年2月、提携生産者8団体より、首里城再建は沖縄県民自身が主体となり、広く理解と協力を得て進めたいという決意が届きました。また、首里城は日本に存在する多様な背景を知る貴重な財産であり、再建は沖縄一地域に限らぬ課題ではとの投げかけもあり、生活クラブではその決意と考えに心から賛同し、組合員に再建協力に向けた寄付を呼びかけることとしました。
生活クラブでは今後、カタログ等で沖縄県産品の特集を企画するなど、県産品の販売強化も継続的に行なってまいります。
首里城の再建には長く時を要すとの見方もありますが、生活クラブでは一日も早い再建を願い、沖縄の提携生産者との共同購入を通じて沖縄の経済振興に寄与していきます。
生活クラブでは長きにわたり、沖縄県産の食品・生活用品を取り扱ってきました。特に沖縄の海水を原料とした食塩や県産サトウキビから作った砂糖はその味と品質の良さから、組合員の日々の食を支える大切なものになっています。この40年間で農産物、海産物、伝統食材など、現在では8事業者との提携に広がっています。組合員と沖縄の生産者との交流は年々深まり、組合員らが当地の歴史や文化を学ぶ機会にも発展しました。
2019年10月に起こった首里城正殿含む8棟の焼失という大きな出来事を受け、2020年2月、提携生産者8団体より、首里城再建は沖縄県民自身が主体となり、広く理解と協力を得て進めたいという決意が届きました。また、首里城は日本に存在する多様な背景を知る貴重な財産であり、再建は沖縄一地域に限らぬ課題ではとの投げかけもあり、生活クラブではその決意と考えに心から賛同し、組合員に再建協力に向けた寄付を呼びかけることとしました。
生活クラブでは今後、カタログ等で沖縄県産品の特集を企画するなど、県産品の販売強化も継続的に行なってまいります。
首里城の再建には長く時を要すとの見方もありますが、生活クラブでは一日も早い再建を願い、沖縄の提携生産者との共同購入を通じて沖縄の経済振興に寄与していきます。
(左から)生活クラブ連合会 事業本部 本部長 舘勝敏、生活クラブ生協・茨城 理事長 戸田桃子、生活クラブ生協・大阪 理事長 浅井由起子、生活クラブ連合会 代表理事会長 伊藤由理子、沖縄県知事 玉城デニー様、㈱青い海 代表取締役社長 又吉元榮様、㈱沖縄物産企業連合 代表取締役社長 羽地朝昭様、沖縄県政策調整監 島袋芳敬様
■沖縄県知事 玉城デニー様
首里城への思いは私たちの想像以上のものがあり、再建にむけて様々な世代、地域、国の方々から応援をいただいております。
明るい生活を取り戻せるよう首里城を再建してくださいというメッセージが込められており、感謝の言葉に尽くせない状況です。
沖縄県では「首里城の復興基金の活用に関する方針」を策定しました。この基金では、首里城の正殿の復旧だけでなく、琉球の歴史文化の掘り起こしやまちづくりにもつなげていくという壮大なことをしたいと、専門家や地域の方々と議論させていただいています。
首里城は歴史の象徴でもあり、首里城にかかわってきた人々の証でもあります。一日も早い完成を推進することはもちろん、地域のみなさんに、歴史と文化と暮らしが密接に結びついていることを感じていただけるような取り組みを一緒に進めていきたいと考えています。
■生活クラブ連合会 代表理事会長 伊藤由理子
首里城での火災発生後、沖縄県の生活クラブ提携生産者の方々から連名で「沖縄の人々で、なるべく国に頼らず、協力してくださる方々といっしょに再建したい」という熱いお手紙をいただきました。そこで、6月~8月初旬にカンパを当生協組合員に呼びかけたところ、約32,000人が賛同し、約2,800万円もの寄付が寄せられました。
これは、新型コロナウイルスの感染拡大が広がり、ともすれば人と人とがつながりを失いかねない中にあっても、双方の市民が手をつなぐことの大切さがおおぜいの組合員に伝わった結果だと思います。
このカンパには、おおぜいの組合員の応援と連帯の熱いメッセージが込められています。今後ともぜひ沖縄のみなさまと深くつながっていきたいと考えています。
首里城への思いは私たちの想像以上のものがあり、再建にむけて様々な世代、地域、国の方々から応援をいただいております。
明るい生活を取り戻せるよう首里城を再建してくださいというメッセージが込められており、感謝の言葉に尽くせない状況です。
沖縄県では「首里城の復興基金の活用に関する方針」を策定しました。この基金では、首里城の正殿の復旧だけでなく、琉球の歴史文化の掘り起こしやまちづくりにもつなげていくという壮大なことをしたいと、専門家や地域の方々と議論させていただいています。
首里城は歴史の象徴でもあり、首里城にかかわってきた人々の証でもあります。一日も早い完成を推進することはもちろん、地域のみなさんに、歴史と文化と暮らしが密接に結びついていることを感じていただけるような取り組みを一緒に進めていきたいと考えています。
■生活クラブ連合会 代表理事会長 伊藤由理子
首里城での火災発生後、沖縄県の生活クラブ提携生産者の方々から連名で「沖縄の人々で、なるべく国に頼らず、協力してくださる方々といっしょに再建したい」という熱いお手紙をいただきました。そこで、6月~8月初旬にカンパを当生協組合員に呼びかけたところ、約32,000人が賛同し、約2,800万円もの寄付が寄せられました。
これは、新型コロナウイルスの感染拡大が広がり、ともすれば人と人とがつながりを失いかねない中にあっても、双方の市民が手をつなぐことの大切さがおおぜいの組合員に伝わった結果だと思います。
このカンパには、おおぜいの組合員の応援と連帯の熱いメッセージが込められています。今後ともぜひ沖縄のみなさまと深くつながっていきたいと考えています。
【2020年11月27日掲載】