まるごと栃木・生産者を訪ねる旅 3年ぶりに現地訪問+オンラインで開催
開会挨拶をする生活クラブ栃木石田理事長(左上写真)と、どではら会山口会長(左下写真)
10月22日、生活クラブ組合員が栃木県内の提携産地を訪問する「まるごと栃木・生産者を訪ねる旅」を開催しました。
新型ウイルス感染対策に配慮し、現地の栃木に集まる組合員の人数は30数名に絞り、オンラインで出席した約80名と合わせて合計約110名の参加となりました。3年ぶりに現地に組合員が訪問し、オンライン参加者とともに生産者との交流を深めました。
感染対策を徹底し、現地会場とオンラインの複合開催
栃木県内の生活クラブ提携生産者による「まるごと栃木生活クラブ提携生産者協議会」は、毎年秋に組合員との交流会「生産者を訪ねる旅」を開催してきました(2015年から)。協議会の発足10年となる2017年には「まるごと栃木まつり」を開催し、おおぜいの組合員と生産者が交流する機会となり大好評でした。
しかし2020年はコロナ禍により開催中止、2021年には全員オンライン中継での開催となりました。直接訪問できないことを組合員・生産者ともに残念に思いながらも、例年より多い16単協から90名の組合員が参加し、オンライン開催のメリットも実感できました。
今年は感染対策に留意しながら規模を抑えて現地での交流会を追求することとなり、生活クラブ東京・生活クラブ栃木の2単協から人数を絞って現地を訪問しオンラインとの併用で開催することになりました。
しかし2020年はコロナ禍により開催中止、2021年には全員オンライン中継での開催となりました。直接訪問できないことを組合員・生産者ともに残念に思いながらも、例年より多い16単協から90名の組合員が参加し、オンライン開催のメリットも実感できました。
今年は感染対策に留意しながら規模を抑えて現地での交流会を追求することとなり、生活クラブ東京・生活クラブ栃木の2単協から人数を絞って現地を訪問しオンラインとの併用で開催することになりました。
牛乳・飼料用米の産地を見学
午前中は実際の産地を訪問・見学しました。多人数が一か所に集中することを避け、那須箒根酪農協同組合の吉成牧場と、栃木県開拓農業協同組合の飼料用米の倉庫を2グループに分けて交互に訪問・見学しました。
午後は那須塩原市内の会場に組合員と生産者が集まり久々の交流会です。現地訪問しない組合員はオンラインで会場とつなぐ形式です。栃木県内の豚肉・牛肉・野菜の産地から中継をつないで生産現場を紹介していただき、一部の生産者は会場に直接来て組合員と交流することができました。
豚の飼育現場は豚熱(豚コレラ)対策のためコロナ禍発生以前から直接の見学はできませんでしたが、「喜連川ファーム」の豚舎の様子が中継で会場+オンラインで上映され、通常の訪問では見ることのできない豚舎の内部まで、映像で共有することができました。
また、組合員からの見学要望が多かった新生酪農のチーズ工場は、コロナ禍での感染防止対策で工場訪問はできませんでしたが、事前に収録した工場紹介の動画にあわせて生産者が解説することで見学にかえました。
生産者のお話や生産現場の様子をみんなで共有することで、栃木県内での牛乳・牛肉の生産と畜産堆肥を活用しての農産物生産が互いにささえあう仕組み――生活クラブ提携生産者どうしの「横のつながり」があらためて実感できました。
豚の飼育現場は豚熱(豚コレラ)対策のためコロナ禍発生以前から直接の見学はできませんでしたが、「喜連川ファーム」の豚舎の様子が中継で会場+オンラインで上映され、通常の訪問では見ることのできない豚舎の内部まで、映像で共有することができました。
また、組合員からの見学要望が多かった新生酪農のチーズ工場は、コロナ禍での感染防止対策で工場訪問はできませんでしたが、事前に収録した工場紹介の動画にあわせて生産者が解説することで見学にかえました。
生産者のお話や生産現場の様子をみんなで共有することで、栃木県内での牛乳・牛肉の生産と畜産堆肥を活用しての農産物生産が互いにささえあう仕組み――生活クラブ提携生産者どうしの「横のつながり」があらためて実感できました。
【2022年12月8日掲載】